購入価格 ¥12960
自転車のチューブレスタイヤ用の空気入れ・・・というか、ビード上げ用と言った方が正しいと感じる。
本体上部の仏式バルブから、フロアポンプでエアを充填、その後ホースのアタッチメントを、
ビードを上げたいホイール&タイヤのバルブにセットしてON/OFFレバーを解放すると、一気にエアがタイヤ内に送り込まれて、ビードが上がるというもの。
実物は、結構しっかりしている印象。そしてコンパクト。エアを入れても、当然漏れることはない。11bar以上は空気を充填するな、
ということで、初めは6barぐらいで様子を見てみる。充填後は、本体が少しぬるくなる感じがした。
前輪のバルブコアを外して、ホース先端の細い先っちょをセット、ここは指で押さえておく必要あり。
ちなみに、ビード上げ対象は650Bのチューブレスタイヤ。
レバーをON!...アレ?一瞬タイヤが膨らんだが、全く不発。ということで、今度は10barで勝負。
お?今度はビードの上がる「パン!」という音がした・・・が、すぐに空気が抜ける。どうやら、一部のビードしか上がってない模様。
今度は満を持して、11bar充填。既に片方のビードが上がっているおかげか、左右両方のビードが無事上がった。
後輪は、11barで空気を送り込んだが、やはり1度では完全にビードは上がりきらず、2度ほど充填した。
今回は、前後のローテーションで使用したので、タイヤがある程度馴染んでいる状態だったので、
新品タイヤやロードタイヤのチューブレスだとどうなるかは未検証。
この手の商品は、依然ボントレガーのフロアポンプとこの手のインフレーターが合体している物を使ったことがあるが、性能はそれと似た印象。
メリットとしては、コンパクトであるという点。
フロアポンプさえあれば、どこでもチューブレスタイヤの脱着が出来る。
構造がシンプルなので、扱いさえ気を付ければ壊れることはないと思う。
また、フロアポンプで根性で上げる必要もなく、無駄にCo2 ボンベを使用する必要もない。
デメリットとしては、使用頻度はあまり高くないと思われるが、何この値段?という点。
それと、使用目的に対して若干パフォーマンス不足を感じる。
あと、構造がシンプル故に、自作できるんじゃないか?・・実際、同じコンセプトの物をペットボトルで作っている人がいますね。
もう少しすると、GIANTからボントレガーに似たような物が発売されるので、もしかしたらそちらの方がリーズナブルかも。
私の場合、既にフロアポンプを持っていて、ボントレガーの物は必要ないと判断。
そして、近所にガソリンスタンドもコンプレッサーもないという特殊な環境下なので、購入を決意した次第。
非常にニッチな製品だと思う。
綺麗な化粧箱に入って送られてきた。
あと、なんだかちょっと置いてあるだけで画になる印象。ステッカーチューンでもしようかしら。
価格評価→★★*(←うーん・・・2.5点、高いと思うが、必要に迫られたので)
評 価→★★★(←若干パフォーマンス不足だが、使えないことはないので)