購入価格: ¥960 (税込)
標準価格: ¥1,026 (税込)
『薄手で透明度が高く、貼ったことがほとんど目立たない』
■ チェーンステプロテクターとして使うために入手
VELO GARAGE プロテクターシートは、自転車のフレームをキズや汚れから保護する無色透明のウレタンシートだ。シートの厚みは0.1mmで、180mm×120mm(大)が1枚、120mm×90mm(小)が2枚が1セットになっており、使用箇所に合わせてカットして使う。私はこれをチェーンステープロテクターとして使うために購入した。
VELO GARAGE プロテクターシート
■ きれいにカットするにはコツが必要
このプロテクターシートをきれいに切るコツは、カッターナイフと定規を使い、カッターナイフを低く寝かせた状態で手前に引くことだ。そうしないと、シートに刃が引っかかって切断面が汚くなる。
ハサミで切れば切断面が確実にきれいになるが、長いシートをまっすぐに切ったり、円形や複雑な形状を正確に切り出すのが難しい。シートの裏面にペンのインクも乗りにくく、線の下書きもうまくできない。比較的きれいに切り出せるのは、四角形などの直線を組み合わせた形状にほぼ限られると思う。
180mm×120mm(大)を30mm切り出して、チェーンステプロテクターを作った(左)
貼り付けた後にめくれないように、ハサミで角を丸くした(右)
■ 曲面にもきれいに貼ることができ、気泡もほとんど入らない
プロテクターシートは柔軟性が高く、チェーンステーの曲面にもきれいに貼り付けることができた。端から少しずつ空気を抜くように貼り付ければ、ほとんど気泡も入らない。ただし、貼り直しや再利用はほぼ不可能。シートが薄手で柔軟性も高いため、はがすと伸びてシワができるからだ。私はチェーンステーに貼る際に、位置決めが正確ではなかったため、切り出したシートを一枚無駄にした。
気泡がほとんど入らず、大きく曲がった場所にもきれいに貼れる
■ 薄手で目立ちにくい
貼り付けたプロテクターシートは透明度が高く、遠目では何も貼り付けていないように見える。透明度が高くでも厚手のシートではこうはいかず、シート自体の厚みが目立って貼り付けているのが丸わかりになる。この手のシートは透明かつ薄手であり、気泡も入らないことが重要だ。
かなり近づかなければ、貼り付けていることがわからない
■ フレームをキズや汚れをガード
チェーンステーに付着したオイルを見たかぎりでは、チェーンによるキズや汚れをガードしてくれているようだ。キズもほとんど見られない。素材のウレタンは柔らかいため、傷が目立ちにくく対衝撃性もそれなりに優れていると感じた。ただ、フレームにもよるが、チェーンステープロテクターとして使うには、180mmではちょっと短いかもしれない。
アウターケーブルとの接触からフレームを保護する場合は、しばらくするとシートが破れる可能性がある。実際、私の自転車でも厚手のタイプのシートが、アウターケーブルとの接触で破れたことがあった。ただ、1台の自転車をチェーンやアウターケーブルとの接触から保護するくらいなら、このプロテクターシートはだいぶ余るので、破れや劣化が気になったら気軽に交換できる。
走行後にオイルは付着したがキズは見られない(左)、アウターケーブルと接触する部分にも使用(右)
■ キズや汚れからの保護と見た目を両立
VELO GARAGE プロテクターシートは薄手で透明度が高く、気泡も入りにくいので、貼ったことがほとんど目立たないのが大きな特徴だ。この薄さならフレームをチェーンやアウターケーブルから保護するだけでなく、パーツのロゴの保護などにも使える。用途にもよるが、1台の自転車に使う量は少なく、このサイズなら切り出しや貼り付けの失敗、破れや劣化による交換も数回は可能だ。フレームのカラーやロゴを生かしつつ、キズや汚れから保護するシートとしてはまあまあオススメできる。
価格評価→★★★★☆ (一度に使う量は少ない)
評 価→★★★★☆ (切り出すのが難しいが、貼り付け後の仕上がりがきれい)
<オプション>
年 式→ ー
カタログ重量→ ー