利根川の支流、渡良瀬川に流れ込む渓流、黒坂石川(のさらに支流)に沿う林道です。
ルートラボ。
ただし5kmあたりから道が表示されないので地理院地図を参照して線を引いています。したがって、細かい起伏は全く正確ではありません。実際の道は負勾配がなく、標高は単調増加です。
参考までに地理院地図も示します。中心の十字点がスタート地点。
http://maps.gsi.go.jp/#15/36.580591/139.396312/&base=std&ls=std&disp=1&lcd=airphoto&vs=c1j0l0u0f1*─・‥…─*─・‥…─*─・‥…─*─・‥…─*─・‥…─*─・‥…─*─・‥…─*─・‥…─*─・‥…─*─・‥…─*─・‥…─*
スタートは、わたらせ渓谷鐡道の沢入駅、標高470m地点からです。
終点までは標高差で480mほど上ります。
5km付近までは舗装路で、途中、最大出力10MWクラスの水力発電所があります。これはそのエネルギーを湛えるダムの竣工記念碑。
黒坂石川の清流。
すぐにお約束のゲート。緩いゲートです。
現状では普通のクルマでは走れないような道ですが、かつては普通に走行可能だったようです。10年前の平成の大合併で消滅した勢多東(あずま)村の記載が。
林道の名称を確認。
駅から7.6km付近でこの石碑、「山神参道」。ここで林道はT字路となり、右に行くとこの林道の本道。地理院地図を眺めれば、左に行くと群馬栃木の県境の山塊稜線を縫う登山道に出ることが可能とわかりますが、さらに栃木側に下れば「山ノ神」という地名があります。もしかしてそこへ至る道標なのでしょうか。
廃屋。かつての林業者の詰め所、でしょうか?
8.7km地点で終点。見まわしましたが、ここから稜線に這い上がる登山ルートは無いようです。
うう~む、こういうところで見るクサイチゴって少々、気味わるい。
*─・‥…─*─・‥…─*─・‥…─*─・‥…─*─・‥…─*─・‥…─*─・‥…─*─・‥…─*─・‥…─*─・‥…─*─・‥…─*
廃道感が強く、道は荒れており、見た目はXCレーサーでも所詮、なんちゃってMTBerで技量の無い私にはかなり走りにくい道でした。
「山神参道」からの稜線への登坂ルートは、一度歩いてみたいと思いました。
■■ データ ■■
コース乗車率 : 往路未舗装路登坂50%
体力度 : 〇
危険度 : 〇
熊よけ鈴 : 必須
※山ガイド本に倣い難易度を次のように示します。
〇1つ・・・初心者レベル/2つ・・・中級者レベル/3つ・・・上級者レベル(単独行はやめた方が無難)
評 価→★★★☆☆
年 式→2016