購入価格 ¥1,898
どうも、コストコ大好き tukemonosan です。
コストコに行くと一回は手に取ってしまうこの手のホムセンライト、ついに買ってしまいました。DURA な BEEM ですよ?そりゃあ思わずとテンション上がって買っちゃいますよ。(もちろん、DURACELL 社の DURA だってわかってます)
表記性能は、以下の通り。
単4電池4本駆動で、雨程度なら大丈夫(IPX表記なし)で、10,000 カンデラ。200m 先まで照らせますと。
ハイモード:350 ルーメンで1時間半
ローモード:?ルーメンで7時間
といったところでしょうか。典型的なホムセンライトです。表面には Bycicle Light Set と書いてあります。ああ、このブラケットがついているのがその所以ですね。ちょっと不安なつくりですが…。
外観はいかにもな感じですが、なかなかかっちょいい。
電池を保持する内部の構造は、しっかり作られています。カタカタなることもなさそうだし、一応ゴムパッキンで電池領域は守られているためそこそこの防滴性能はあるでしょう。この辺りはさすが電池メーカーというべきでしょうか。
ぱっとつけてみた感じ、それなりに明るいです。350ルーメン、10,000カンデラはすごいなあと思いつつも、このレベルを維持できるのはおそらく最初の30分ほどでしょう。(その後の実験で、45分は持つことを確認しています)
問題なのはこのブラケットの、ライトの保持方法。
ライトの重量を支えるには貧弱すぎる、単なる輪ゴムのようなもので固定です。これは別の輪ゴムに差し替えるなりタイラップ止めするなり対策をしないと、ライトが吹っ飛んでいくことになるでしょう。とはいえ、ハンドル側は意外にもしっかりしたシンプルなつくり。ライト側の問題さえ解決してやればなかなか使える子じゃないかなと思われます。
早速つけてみましょう。
あらちょっとかっこいい。では、肝心かなめの明るさを見ていただきます。
一番光を収束させたとき(ハイモード)
同ローモード
光を最大限拡散させたとき(ハイモード)
同ローモード
写真ではわかりづらいのですが、ローモードはおそらく、CATEYE の HL-EL450 のローモードより少し暗い感じ。ハイモードは同ライトのハイモードより明るい感じ…で伝わるでしょうか。光の広がりは完全に円なので、実際に使用するときは庇を付けるなり上半分を覆うなりしたほうが対向車・者を幻惑せずに済むと思います。
ある意味予想通りの性能ですが、注目すべきはその安さでしょうか。1本が約1,000円。街灯がある道で使う分には何の問題もありません。ブラケットも意外にいい仕事していますし、とりあえずライトつけなきゃダメなんでしょ?なんか安井のないの?という方たちにはある意味最適解かもしれません。
と、なんだか予想通りのレビューになってしまいましたが、私が言いたいのは実はここからです。
こういう製品があること自体が尊いと思っています。
ガチのスポーツ自転車乗りには向きませんが、通学・通勤者が無灯火を問題視したときに、とりあえず対策として購入できるライトがこれだと思っています。気軽に手を伸ばせる価格帯、価格相応よりちょっと上の性能を持つライトが売っていてくれることはとても大事なことです。
これでオーバーナイトライドするのは自殺行為かもしれません。ですが、都市部や、街灯が必ずあるような道を、せいぜい数十キロ通う程度なら十分に使えます。何度か使用しましたが、街灯のないオフロードじゃなければなかなかのもんですよ。
それと、この手のホムセンライトは簡単にブラケットから外すことができるのも大きなメリットです。東日本大震災の時、一番精神的に頼りになったのは、ライトでした。激烈な明るさである必要はありません。とにかく、あたりを照らせるものがあるというだけで安心でした。そういう意味でも、安いなりの性能のライトだからと、馬鹿にしたもんではないと思うのです。
価格評価→★★★★☆(←単純に安くてちゃんと使える)
評 価→★★★☆☆(← 都市部の通勤通学用に。悪路では使用しちゃダメ)
<オプション>
年 式→ 2016年
実測重量→ 本体171g(電池込)、ブラケット30g