購入価格 ¥108円程度
飲み口のパーツで最も洗いにくい、弁膜のあるパーツ内部の入り組んだ部分にカビを見つけてしまい、軽く後悔どころか絶望しかけました。ブラシの届きにくい場所がありますし、でもハイター類はあまり使いたくなかったので今回の方法を試してみたところ、結果が良好だったので紹介します。
日常的なお手入れはここまでやる必要はないと思いますが、カビを見つけたときにはやってみる価値はあるのではと思います。
これでうまくいかないならハイターに頼るしかないでしょう。
※この写真は洗浄後です(洗浄前は要モザイク)
■用意するもの
①セスキ炭酸ソーダ(以下、セスキ)水溶液
②タッパー容器(洗面器などでも代用可)
③台所用洗剤(何でもOK)
①はスプレーボトル入りのものが百円ショップで入手可能です。粉末から自作する場合は1%程度(重量%)の水溶液にすると身の回りでも使いやすいでしょう。
ちなみに下の写真の商品は霧状の噴射とビーム状の直射を切り替えることができ、今回のように小さなものにかける場合は直射の方が使い勝手がいいです。
■方法
飲み口の分解方法については最初のレビューでbaru氏から紹介されている動画をご覧下さい。
①飲み口の各パーツをタッパーに置いて、セスキをたっぷりスプレーして浸らせる。上下のあるパーツはひっくり返してまんべんなくかけて下さい。もちろん完全にセスキに浸漬させればなおよろしいですが、パーツがまんべんなくセスキに濡れれば大丈夫です。
②数分~10分程度(適当に)待つ。
③流水で水洗いして、キッチンペーパーなどに包んだまま上下に数回振って水気を切る。
※カビがまだ残っていたら、①②③をもう一度繰り返す。
④カビが見えなくなったら、仕上げに台所用洗剤で洗う(洗い方は各自ご自由に)。
⑤流水で水洗いして、水気を切り、分解したまま乾燥させる。
※セスキはカビを浮かせて落としやすくする効果があります(風呂場のしつこいカビなどには効きませんが、カビと樹脂を切り離す程度には役立つようです)。
※スプレーの飛沫が目に入らないように気をつけてください。
※セスキはたんぱく質を溶かすため直接触れるとヌルヌルします。直接触れても害はありませんが、肌の弱い方はゴム手袋などを使用してください。
※セスキはアルミ製品にかからないように気をつけてください。
■おまけ
普段のお手入れでは適当にちゃっちゃっと台所用洗剤で洗う程度ですが、これまでの反省から「分解した状態で水気を切って乾燥させる」ことに気を付けるようになりました。濡れたままの時間が長いとカビやすくなるでしょうから。
価格評価→★★★★★
評 価→★★★★★(晴れやかな気分でボトルを使うことができます)