購入価格 ¥1,420,0000
初投稿です。拙い文章はご容赦を。
これまでPanasonic ORT16を使って何度かレースに出ています。平坦も坂も得意と言える脚は持っていませんが選べと言われれば登りが好きです。
そんな私がISONではなくSKYLONを選んだのは、ISONならばなんとなく想像出来る気がしたからです。もちろん全てにおいて次元が違うのでしょうが「予定調和ではないか、エアロロードはどんなだろう?」と言う思いでした。そこでホイールもXeNTiSの58mmを選択。コンポーネントは9000。BB、クランクのみROTORの真円です。
当然Panasonicとの比較になるのですが、重量は1kg近く軽くなっているにも関わらずどっしりと安定した乗り心地です。平坦路で踏むと車体が振れたがらずにそれこそ矢のように進みます(速度は私次第ですが)。踏んだ力を確実に推進力へ変えて前へ進めます。まだ慣れないせいか安定感を重さに感じてしまいますが絶対的な速度は上がっています。
SKYLONは高剛性であることを言われるのでガチガチの硬さを心配していたのですが、路面から伝わる震度は往なしつつその奥の方に絶対振れない芯があるような、そんな乗り心地です。ロングを走ったときどう感じるのか試してみようと思います。
登りになると安定感は更に重さとして感じます。これもタイム的(バイクでなくて)には悪くないのですが、振るときによっこいしょ…といった感じになるのでヒルクライムバイクのようなヒラヒラとした軽快感はありません。
XeNTiSが1,494gあるので、試しにそれまで使っていたRolf Prima Ares4(1,365g)に取り替えてみると幾分軽快感が増しました。Rolfの良さを再認識しています(笑)
XeNTiSはSQUAD 5.8です。タイヤはMichelin POWERのコンペ。
XeNTiSのハブはこれまでDTを使っていたことが周知の事実だったのですが、2016は本当に自社製となったようです。私のホイールがファーストロットで、オーダーから5ヶ月掛かってしまいました。ハブの歩留まりが悪いようです。届いたホイールはとりあえず快く回ります。しかし2016からセラミックに変えたベアリングは次のロットでメタルにするそうです。なかなか大変みたいです。
リムはブラックマットが新色ですが、これは角度でロゴが見えなくなる面白いプリントをしています。ラチェット音はカンパのような爆音です。
フレームもホイールも新しくなったので区別が出来ない印象です。これから距離を延ばしてレビューを更新しようと思います。
価格評価→★★★☆☆(この価格帯になると妥当な金額なのか判断できない)
評 価→★★★★★
<オプション>
年 式→ 2016
完成車重量→ 7,070g(ペダル、サイコン込み)