購入価格 ¥619(税込み)
Harry PotterのPotterとは、ポタリングの「ポタ」であり、あれは人間と魔法使いの境界でフラフラしている、という存在の物語なのだ、とは単なる思いつきです。
『ぶらりポタりずむ』
REX COMICS
イセケヌ 著
出版社名 : 一迅社
出版年月 : 2016年6月27日(奥付上は7月5日)
ISBNコード : 978-4-7580-6594-8
(4-7580-6594-2)
税込価格 : 574+税円
『ろんぐらいだぁす!』ツーリングガイドに掲載された作品の短編集。
ポタリングをテーマにしたマンガは、先日「あなパー」に投稿した『東京自転車少女』と、本作品くらいでしょうか。
※「アオバ」「かわうそ」にも、ポタリングを扱った話しはあっても、主要テーマではないので。
登場人物が女性ばかりなのに、その言動や行動原理が「男性っぽい」のが気になります。
もちろん、こんな言動をする女性がいても不思議ではないのだけれど。
※本作に限らず、投稿人物が女性で、主に男性が趣味とする楽しみを女性が語るような作品一般から得る違和感とも言えるのですが。
しかし、ポタリングの楽しさが伝わるような、楽しい短編集。
長距離を目指す、とか、速さを競う、ではなく、自分の手足の延長として自分の行動範囲を広げられる、というそんな(実は誰でも知ってるけど、なかなか言語化、表現化されない)自転車の楽しさが伝わってきます
行先を決めずふらりと出かけて思わぬものに出会う「散歩=ポタリング」の楽しさは、「こんなに遠くまで行った」ではなく、エピソードを以て初めて伝わるのですから。
さて、実際に自転車に乗りフラフラ出かけることのある自分には、この作品は「あるある」だったり、「そうだよねー」なものですが、これから自転車を始めたい人、または始めさせたい人が読んだ場合は、どんな気持ちになるのでしょう。
※試す機会があるといいのですが。
価格評価→★★★☆☆(ページ数が打っていないのですが、薄いのです)
評 価→★★★★☆
<オプション>
年 式→2016年
(実測重量 134g:カバー、腰巻含む)