[その他] mont-bell シャイデックTR
購入価格 ¥137,160
基本スペックは下記の通りです。(オンラインショップからの引用)
フレーム #7005 T6 アルミニウム合金 フォーク クロームモリブデン鋼 ホイール モンベルオリジナル ホイールセット F36H R36H ディレイラー SHIMANO DEORE クランク SHIMANO FC-M610-S DEORE 42T×32T×24T S/M:170mm L:175mm シフター SHIMANO DEORE ブレーキ SHIMANO DEORE リアキャリア TUBUS LOGO CLASSIC フロントキャリア TUBUS DUO
【重量】12.20kg (Mサイズ) 【カラー】オレンジ(OG) 【サイズ】S(525)、M(550)、L(575) ※( )内の数値はホリゾンタル換算 トップチューブ長(mm)です。
(引用ココマデ)
登山用品を手掛けるモンベルが展開しているPB自転車、シャイデックのツーリングバイクです。
なぜこういった旅を主題にした自転車を初めに出さなかったのかが謎なんですが、私としては「やっと」という思いで 購入し、乗りまわした末に改造を施して原型がほぼ無くなっています。
改造を施すということは即ち、そのままでは実際に長距離を走ろうとは思いにくかった、というのがあります。
まずホイール。オリジナルの36本組ホイールとスペック表には記載してありますが、これが気に入らない。
コレ、組み方が左右逆のJIS組なんです。(少なくとも私が購入した物は)
手組みでホイールを組んでいる身としては、俗称ママチャリと同じ組み方をしたホイールが 頂けません。見た目は置いておくとしても、わりとリムとリムとの繋ぎ目が粗く、ブレーキをかけた時に シューと引っかかる感じがして、止まることには代わりなくても満足度は落ちてしまいます。
目を引く前後のキャリア。これは「さすが!」と呼べる物で、リアに荷台に引っかける部分が リクセンカウルのタイプ(細長い部品をスライドさせて下を固定するタイプ)の手持ちの サイドバッグを試しに付けてみると収まりが良く、オーストリッチの揺れないことを利点にした 王道バッグで無くても横揺れには強い印象を受けました。
反面、フロントのキャリアは前述のリクセンカウルの固定タイプとは相性が良くないようで、 こちらはバッグを実際に付けてみて適合を確認するのが良さそうです。
フレームの仕上げは綺麗ですし、10kg程度をリアに載せて走った感じは安定性も悪くなく、 センタースタンドも付くのが便利です。
しかしながら泥よけは別売であるため、そこはコンポのグレードを9速などに落としても 基本装備にしても良かったのではないかと思いました。車輪全体を覆えるフルタイプの泥よけって、 けっこう値がはる上に現物合わせが普通なので。。。
私は手持ちの物を使いましたが、リアトライアングルの上のブリッジの下、そこに車輪側から シートクランプのあたりに向かってネジが切ってあり、俗称ママチャリと同じようにBB裏、 ブリッジ、ステーを介してリアハブ近くの3点で泥よけを止める方式に合わせるのに 苦労しました。手持ちの物にはブリッジに固定するための穴がなく、ドリルで穴を開けて ネジを固定したのでありました。
スタンド、泥よけがつき、さぁ出発!
ん? でも待てよ、何か座り心地が…?
残念ながらサドルが私には合いませんでした。紹介文には「使い込むほどにフィットする」と 書いてありますが、サドルを育てる趣味は無いのでゲル入りの穴あきサドルに変更。
リアディレイラーはDEORE RD-M610のスタビライザーが無いタイプが取り付けられていますが、 リアセンターが長めでアームのスプリングが機能するためなのか、チェーンのバタつきは 多少、抑えられているように思いました。(あくまで個人の感覚です)
輪行時に使えるというチェーンレストは要らないです。
荷物満載のツーリング仕様の物をカバン類を別にして先に宅急便などで発送し、車体だけを 運んで現地で合体させるということをやりましたが、特に必要性は感じませんでした。
というか、なんで3×10速仕様なんでしょう?
細かい変速とか長距離ツーリングには不要です。求められるのは頑丈さと旅先でも 入手のしやすさだと思います。リア8速仕様にして、浮いた分で泥よけとかを付ければ良かった のにと、心の底から思います。
結論。
この自転車だけでは自転車旅には出られません。追加する部品などを考えると、やはりド定番である GIANTのアイツが強いですね。
価格評価→★★★☆☆(リア10速は要らない) 評 価→★★★★☆(キャリアは優秀、ハンドル周りも悪くない)
<オプション> 年 式→2016 カタログ重量→ 12.20kg
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