購入価格 ¥1,000+税
キャットアイのテールライトをFizikのICSサドルに取り付けるブラケットで品番はSR-2(3980060)。長短2つがセットで、サドルとライトの形状に応じて自分で選びなさい、ということなのでしょう。僕はアリオネ使いで、短い方(写真右)を使っています。↓
■購入の経緯
本来は「Fizik ICS CATEYE RAPID 3」という製品に付属している小物です。”とある”事情で破損してしまい、ショップ巡りライドをしている最中にその存在を知りました。「Fizik ICS CATEYE RAPID 3」についてはbikedelicさんの的確なレビューがあるので割愛します。
https://cbnanashi.net/cycle/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=12690&forum=89■対応機種
パッケージに記載されている対応機種は以下3種。
Rapid 5 (TL-LD650)
Rapid 3 (TL-LD630-R)
Rapid 1 (TL-LD611-R)
僕の環境では、TL-LD155-R (OMNI 5)とTL-LD150-Rが問題なく使えてます。TL-LD570-R リフレックスオートはどうやっても、お尻が当ってダメでした。
■図解
・Rapid 3+短。普段はこの組み合わせで運用しています。ライトは横位置ならば上下逆に挿入可能。この状態だと、電源ボタンがライト下面に来るので普通に使えます。
・Rapd 3+長。破損の可能性大ですが、サドルバックとの干渉を避ける手段にはなるかも知れません。電源ボタンが上でなければダメ、という状況ならありかも。ORTLIEB サドルバックLの出動時に使っています。長短2個セットで販売している理由が理解出来ました。↓
・OMNI 5+短。ランタイム重視のライドではこちらを使ってます。電源ボタンが右側にあった方が便利と感じていますが、ライトを上下逆転すればボタンが左側に来ます。ライド中にON/OFFするなら左側の方がいいでしょう。↓
■利点
この位置は後方からの視認性が最高。約10m離れて撮ってみました。上がRapid 3の点灯モード、下にぼんやり小さく写っているのはTL-LD155-R (OMNI 5)の常時点灯で、取り付け位置は右シートステイ。改めてパワーの差を感じました。Rapd 3は商店街など明るい場所なら適度に目立ちますが、漆黒の闇だと目潰しになるかも。↓
■注意点
サドルバックによってはライトを固定する爪が干渉して使えない。僕の場合、ORTLIEB サドルバッグのマイクロ、S、Mは短い方なら問題無し。OSTRICH 621-1 チューブラバッグはダメ。ユーザー環境に依存するので、注意点と言えないかも知れませんが。
他人の自転車を断りなく持ち上げる不届き者の「わぁ、軽りぃ」攻撃に対して脆弱です。一度、ライトを固定する爪をへし折られたので、自転車から離れる時はマウントごと外して対処しています。写真下が被害者です。爪を切り飛ばすというのも対処法になるかも知れません。↓
■まとめ
Cateyeのリアライト+Fizikサドルユーザーにはマストアイテムですね。工夫次第で大抵の使用環境に対応出来るかと思います。
自転車に装着するリアライトとしては、考えうる限り一番高い位置になります。Rapd 3の常時点灯モードとか3灯ランダム珍走族モードが乗用車のドライバーにどう影響するのか、気になります。
価格評価→★★★★☆(HCクラスのニッチ商品なので、まぁ、許す)
評 価→★★★★★(Rapid3発売時に別売りで出してれば、Fizik ICS CATEYE RAPID 3を追加購入する必要は無かった・・・という感は否めない)