購入価格 ¥1,582
【購入動機】
通勤時のリヤライトにトライスターを使っていましたが、コイン電池を常用するのはコストと環境負荷が気になって気分よく使えないので
単3か単4の、できれば1本使いのライトを検討していました。また、休日夕方には犬の散歩をしていて、たまに帰宅前に
暗くなってしまう時があるのでウエストバッグに差せるクリップ付きも条件になり、本品とAKSLEN TL-110を購入しました。
【インプレ】
単4電池1本を使い、赤色LED2個を点灯させる小型のリヤライトです。パッケージにはSL-30R-ASと書かれています。
エアロシートポスト専用と表記しているサイトが多いですが、普通のシートポストにも問題なく付きます。(画像左)
付属品はシリコンバンド1本と単4電池1本。重さはバンド込み電池なしで23g、エネループ込みで34gでした。
カバーが透明度の高いシリコン製で電池が透けて見えるので、見た目を気にする人は電池の柄も考慮する必要があります。(画像中央)
カバーは軽く嵌めてあるだけですが、本体側に溝が切ってあるので脱落もせず、ある程度の防滴にもなっています。(画像右)
取付方法は2つあり、付属のシリコンバンドでシートポストに付けるか、本体裏側のクリップでバッグ等に付けます。
手持ちの自転車ではφ27.2とφ31.8で使えましたが、ママチャリのφ25.4では細過ぎました。
パッケージには「周囲長140㎜までOK」と書かれています。
シートポスト取付時は上下反転させるのでクリップが逆向きになります。
クリップは幅20㎜、上下40㎜(30㎜に返しあり)と大型なので、サドルバッグ等のループでは付けられない物が多そうです。
また、クリップのすぐ下にシートポストに当てる部分が出っ張っているので、この部分でも相手を選びそうです。
スイッチは中央部を押して操作しますが、割と固めでどちらの取付方法でも本体を前後からつまむようにして押すことになります。
スイッチは押す度にOFF→同時点滅→点灯→交互点滅→OFFと切り替わります。
配光は真正面のみ強くて他はソフトという最近よくあるタイプ。これは後続車が遠方に居る時はリヤライトのほぼ正面に位置するので光が届き、
近づくと斜め後ろ(日本なら右後方)になるので眩しくない配光です。
点灯時間は公称で同時点滅40時間・点灯15時間・交互点滅80時間。
実際にエネループで連続点灯させたところ、充電直後だと数メートル先の地面まで照らせるほど強いですが、12時間経過した辺りで
勢いが落ちて来て、そこから数時間は使える明るさ(個人的基準)でしたので公称は実用に使える時間と見て良さそうです。
普通の乾電池(1次電池)だとついつい電池切れまで使いたくなりますが、エネループなら光量が落ちたら迷わず充電して復帰させられるので
安全で経済的ですね。
余談ですが、点灯テストで2種類のエネループを使ったのですが、画像の白い方のHR-4UTG((R)が付かない初期型)は
12時間経過時から更に12時間以上実用レベルでしたが、ディズニー仕様の赤いHR-4UTGB(第2世代)は5時間後には
使うのを躊躇う程度に低下しました。
比べたのは初めてでしたが初期型の方が持続時間が長かったのは意外でしたが、充電器が別メーカーの非奨励機器だったからかも・・・?
【総評】
シートポスト取り付けならば、着脱・操作が簡単、配光も持続時間も良好、電池管理も楽、と文句なしです。
が、クリップの方は形状に癖があるので取り付ける場所(ズボンのベルトとか?)を選ぶと思います。
クリップはオマケと考えておいた方が良いのかも知れません。
価格評価→★★★☆☆
評 価→★★★☆☆(シートポストなら星5、クリップなら星1)
<オプション>
年 式→2015
カタログ重量→ g(実測重量34g:電池込み)