購入価格 ¥3,754(税抜)
ようやく見つけました。ライト沼を脱出した感があります。本当に長かった…。
私がライトに求める機能は単純で、以下の三点が満足されれば合格点です。
1)あかるくて(公称150 ルーメン以上)
2)(コンビニで買える)電池式で
3)4時間以上持ってくれる
これらの条件をカタログ上で満たすライトはそれなりにあります。CATEYE でいえば、定番の HL-EL540 ですし、ROXIM なら RX5 シリーズ、GENTOS なら AX シリーズや XB シリーズと数を挙げればきりがありません。流用ライトともなれば GENTOS、LED LENSER をはじめ、それこそ星の数ほどあるわけです。そう、あくまでも「カタログ上」は。
実際にはカタログ性能と実運用性能にはかなりの乖離があります(CATEYE を除く)。故に、買ってみて、テストをして、実運用をしてみるという家庭内 QC をパスしない限り怖くてナイトライド本番に使うことはできません。
ので、HL-EL540 を使っていれば無問題なのですが、重量と大きさがネックです。これは、アップダウンが多いブルベやヒルクライムを伴う通勤ではあまりうれしくありません。予備電池を含めた重量たるやなかなかに恐ろしいものがあります。
今回の Serfas SL-255 の特徴は以下の通り。
1) 単三電池 2 本で駆動
2) 電池・ライトのみで 96g(HL-EL540 は 208g)
3) 5 時間以上 120lm 程度の明るさを維持
4) 圧倒的に軽い
3番については室内実験・実運用(1 月の 200km ブルベ)どちらにおいても実証済みです。明るさはわずかにダラ落ちですが、最後まで相応の明るさを維持してくれます。
欠点としては2点。
あ) 日本での入手性悪すぎ
い) 電池交換方法がちょっと面倒
う) HL-EL540 ハイモードよりは暗い
あ)については、代理店さんに頑張ってもらうか海外通販で何とか対応すればいいのかなとは思います。
い)については、押し込みながら回転させる方法なのですが、慣れないと上手くハマりません。2~3回続くとさすがにイラッとします。
う) については、配光のせいだと思います。ライト自体の明るさはおそらくどっこいどっこいでしょう。HL-EL540 のミドルモードとだいたい一緒かちょっと上という感じを受けました。
ただし、私よりもスピード域が高い人や鳥目の人はより明るいライトをメインとしたほうがよいでしょう。SL-255 をサブ灯にするのは良い選択肢じゃないかなあとは思います。
以下、参考写真
・ パッケージは非常に簡易
・ ちっちゃい。ちょっとプラスチッキー。
・ 電池はここに収納。最初あけ方わからなかった…
・ 真っ暗な部屋での明るさはこんなかんじ
・ 約5時間後
・ 約6時間後(消える10分前。消えた後も30分程度点灯可能)
・ ブラケットは質実剛健
・ 参考:HL-EL540 重量
・ 参考:HL-EL340 重量
・ SL-255 重量
価格評価→★★★★★(←価格帯性能比は最高)
評 価→★★★★☆(←改良の余地はあるものの文句無)
<オプション>
年 式→ 2015年
カタログ重量→ 130g(ブラケット込)(実測重量 96g ブラケットなし)