購入価格 ¥800ぐらい?
ラバーパーツの硬化やひび割れを防ぐ手軽なスプレータイプの保護剤
用途
●ウェザーストリップ、ラジエターホース、エンジンルーム内のベルト類など各種ゴム類パーツの清浄・保護と劣化防止。
製品説明
●ゴムに浸透して本来の弾力を保つとともに、表面にコート層を形成して劣化を防止します。
●汚れを取り除き、再付着を防止します。
●各種ゴム製ベルトの鳴き止めにも効果があります。
●成分:ゴム保護剤、石油系溶剤
●内容量:300ml
●製品サイズ:163×Φ66(mm)
●製品重量:300g
●消防法分類:第1石油類、危険等級Ⅱ
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シリコンスプレーとの違いは、
シリコンは潤滑、離型、ツヤ出し、防水、(静電気防止)
本品は洗浄、保護
ですね。
グリップへの流用は、ウェザーストリップはPVCですからPVCのグリップには使えるということで流用している人が多いようです。
最近は劣化しないことを売りにしたシリコングリップなんかもありますが、劣化しにくいのであればこれの出番は無いと思いますが・・・相性は不明です。
もちろん、ゴムといっても色々あるわけで、全部に使えるわけではないと思います。
バーテープ系とかスポンジ系グリップは当然合わないでしょう。
主にゴムの劣化防止ひび割れ巣穴の発生の防止効果などが期待されます。
シリコーンとはまた違う溶剤のようです。
自転車のゴム製グリップのベタ付き対策で使う場合は先に中性洗剤などで洗浄してからのほうが良さそうです。
ただこの劣化グリップの巣穴にもぐりこんだ汚れを何らかの方法で取りきらないとこれは無駄と感じました。
なんかそれらしい洗剤に漬け込んだり、煮込んだりして。
巣穴が発生する前の段階でこまめに保護していたら効くかもしれません。
劣化末期みたいなグリップに使用したところ、ヌメリはちょっと取れたような気がしますが、
巣穴に入った汚れが手汗に導かれ表面に出てきてヌメリが復活した感じがしますのであまり効果がなかったと思います。
他に、ヒビ割れというとケーブルアウターなんかにも使えると思います。
ブレーキシューやタイヤに使うのはダメだとは思いますがどうなんでしょう。
吹いた後に滑りやすくなるようなものではありません。
滑るんだったらVベルト(アラミド繊維)に吹いたらプーリーとベルトが滑って空回りするはずですしが・・・
ただ、スクーターのドライブベルトとか中程度の頻度で摩耗交換する系のもので使うのは聞いたことがないですね。
浸透した表面と内部で硬度が変わったりするのがグリップ性能や制動力に影響するとかあるかもしれないので。
(それは自動車で安価なタイヤワックスを使ってはいけない理由と一部被りますが)
・・・博物館の展示車とかだったら使ってるかもしれませんね。
Oリングにも使えるのでベアリング周辺にOリングがある場合は吹いてから組み付けるのも良いかもしれません。
(なんか、なんでも高級グリス漬けにして組むみたいな風潮がありますけど)
他、カメラのグリップもPVCなので使えるようです。
吹きすぎた場合はウェスなどで拭き上げるみたいですが、せっかくの成分なので乾燥するまで待ったほうが良い気がします。
カメラグリップぐらいだとだいたい拭きあげることになりそうですが。
私は車のラジエターホースとウェザーストリップやシャフトブーツ保護用で持っていましたが、
そんな用途もあるとの事なので挙げてみました。
価格評価→★★★★☆
評 価→★★★★☆