購入価格 失念(¥446@Amazon)
火曜日の夜、ちょっとここには書けないような理由やミスでもってアスファルトに頬ずりしてしまい、ほっぺたに赤剥けを作って帰った。
生兵法の域を出ないが、ちょっとした切り傷なんかで実績のある湿潤療法で治療することにした。
(湿潤療法は、大雑把に言うとかさぶたを作らせず、人体の治癒力を最大化するような傷の治療法である。まだまだ賛否両論あるようだし、個々の医療情報を提供するのはちょっとまずかろうということで、これで説明終わり)
ちなみに私は、初期の消毒はする派である。
湿潤療法では傷口から滲み出てくる液体がキモということで、吸水ゲルを使った製品の評判が高い。
https://cbnanashi.net/cycle/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=8967&forum=79だけどこれ、面的な擦り傷にアプライするにはちょっとお高いのよね・・・救急用品ということを考えると各サイズを揃えておく必要を感じるけど、単身世帯の負傷頻度を考えるとちょっと合理的ではない。
で、私はこのレビューにあるロールフィルムを愛用している(ほかに60mm幅もある)。これ自体は湿潤療法用ではないのだけど。
体温に反応して密着する防水フィルムという触れ込み。しかもものすごくしなやかなので、食品用ラップよりもずっと使いごこちが良い。透明肌色なので、目立たない上にけっこうな伸縮性があるのも良い。
傷を確認するとそれなりに染み出してきているものがあるので、当日はエタノールで消毒してワセリンをたっぷり塗った上からガーゼを貼って就寝。翌朝、顔を洗ってからがこのテープの出番。
このフィルムは両面テープのような体裁になっている。剥離紙ごと適当な大きさに切って傷とその周囲に貼り付け、その後剥離紙を丁寧に剥がしてやる。剥離紙の真ん中に切れ目があるので、剥がすときは必ずここから。先に記したようにこのフィルムは非常にしなやかなので、この手順以外ではまずうまく貼れない。指に一周巻きつけるのは意外と面倒な作業である。
ほっぺたのようにあまり動きのないところならば、角をそのままにしてもはがれてくることはなかったが、何かと触れ合いやすいところや動きのあるところの場合は角を面取りしたりしてやるといいだろう。指に巻くときは上から固定用のテーピングを巻きつけて固めることもあった。
これ自体は吸水性も何もないため、傷口から染み出してくる液体はフィルムの端からにじみ出て来るので、ときどきティッシュペーパーで吸い取ってやる必要があったが、場所が場所だけにあまり物々しい感じにしたくなかったのでこれでOK。毎晩貼り替えてケアすること3日で傷口全体にうすピンク色の皮膚が再生。治療成功。
ロールを切って使うので大きさの融通が効いて、便利です。
価格評価→★★★★★(2mもあれば、怪我の頻度にもよるがかなり長持ち)
評 価→★★★★☆(剥離紙を剥がすときにとても気を遣う)