購入価格 ¥1,900円+消費税(定価)
製品名TBK-500R
自宅近くの某ショップを偵察に行ったついでに買いました。何か買って帰るならちょうど欲しいと思っていたソックスを。
「ソックスはありますか?」と聞くと、自転車を組み立てていたお兄さんが、手を休めて店の奥の方に案内してくれました。
「こちらです。」
何と、R×Lのソックスしか売っていない。その代わりR×Lのバイク用ソックスが全種類・全カラーある。何この拘り?
「R×Lのソックスが断然オススメです。うちはこれしか扱わないことに決めました。」なんだそうです。それならばと、値段にギョッとしつつも税込みで2千円を超えるTBK-500Rを買ってみました。これは『バイク専用耐久性ロング丈モデル滑り止め付」です。
【縫製】
一体どんな機械で編んでいるんでしょうか? 実に複雑な立体構造と、部位によって編み方を何通りにも変えています。

・つま先は親指側が長く、小指側が短い左右非対称。これ、小指側の生地が余ってだぶつかないのでグッド。そして、指先の縫い目は外側にあります。見た目はなんだけど少しでも競技中のストレスを減らそうという工夫でしょう。
・甲の部分も、足首に近いところは曲がりやすいようにかな、横向きの網目、甲は縦の網目。

・足裏は、指先と母子球付近にシリコーンの滑り止め付き。ペダリングに貢献しているかどうかわかりませんでしたが、ワックスの効いた木の床でも滑らなくていいです。
・土踏まず部分は結構な締め付け感があり着圧ソックスのようです。

・かかとは超立体(笑)
【履き心地】
ま、悪いわけがない。店員さんが絶賛するだけはあります。気温30℃の日に80kmのサイクリングで履いてみましたが、靴の中は快適です。すべての部分が足に密着しているので、よりシューズとの一体感を得やすい。汗の吸収と発散も問題なく足が蒸れません。足裏の締め付け感は血流を促し疲れを低減させているよう(に感じます)。
【デザイン・カラー】
いたって真面目なデザイン。きっと生真面目なメーカーさんなんですね。DeFeetみたいにもう少し遊び心があってもいいかな。バイクやジャージのカラーに合わせやすいよう、もっとカラバリを増やして頂きたい。また、他ブランドとのダブルネームとか三賞カラー、アルカンシェルなどがあると楽しいですね。ちなみにTBK-300Rにはポルカドットデザインあります。

【総評】
かなり気に入りました。夏用を謳っていないものの、真夏に履いても快適です。冬はDeFeetのウールソックス、夏はR×Lで行こうと思います。
価格評価→★★★☆☆(嫁に靴下道楽と言われる値段)
評 価→★★★★☆(デザインとカラバリにもう一工夫を)
<オプション>
年 式→2016