購入価格 ¥4147
ちょっと遠くを走りたい。魅力ある道を走りたい。
自転車を持っている人なら誰にだってある欲求だろう。
方法はいくつかあるが、自走でそこまでは辿りつけない。でも走りたいとなると、自動車に積み込むか輪行ということになる。
自動車に積み込めば、車を駐車場に停めてそこから即走り放題だが、帰るときは自動車まで自走で戻らないといけないので、目的地までの半径は広くなるが目的地についてからの行動半径は若干狭くなりがちだ。
しかし輪行なら、公共交通機関を利用して自転車を運ぶので、ライドのスタート地点とゴール地点が違っても不自由することはない。
また、疲れたら駅までは頑張ってそこからは電車にお任せ!なんてことも可能である。
TIOGAはオーストリッチと並ぶくらい輪行袋を出してきていたのだが、その殆どは何故か、
サドルが出てたり
サイズがでかかったり
で、JRをはじめ鉄道を使用した輪行には規定で使えないものが多かった。
そんな状況でついに本気を出して作った(と思われる)輪行袋である。
使用時のサイズはオーストリッチのRシリーズとほぼ同じだ
まぁ、梱包方法が「前後輪を外してフレームを縦にして背負う」タイプだから当たり前なのだが。
しかしほんのちょっと工夫されていてそれが大きく違うところになっている。
袋に収納する際、フレームを持ち上げる作業が無いのだ。
どういうことかというと、
前後輪を固定して倒立しているフレームに袋をかぶせて、サドルとリアエンドで立てたらそのままジッパーを占めて終了。
あとはショルダーストラップをバックルでカチャッとつなげて担げてしまう。
車内で手すりなどに固定するときもバックルを外して、2~3回巻きつけてバックルを再度締めるだけ。
袋の素材の一部は伸縮素材で出来ていて、サドルが多少出ていようとジッパーが閉まらない事態には落ちることがない。それ以外の素材も厚さは十分確保できていて、かなり頑丈な作りだ。
フレームを動かす手間が最小限で収納できるというのは、狭い場所でも自転車を倒立させることさえできれば収納可能であり、どこかにぶつけたりする危険も最小限になる。ライド後の疲れた体でも自転車を倒立させられれば収納可能である。
そして更に嬉しい事に、一般で売られている輪行袋の中でも価格は安い方なのだ。
もっとも、エンド金具が付いてないのでそれを買うと金額差は殆どなくなってしまうのだが。
価格評価→★★★★☆(まぁ安い方)
評 価→★★★★☆(不器用な私でも簡単収納)
<オプション>
年 式→2015
カタログ重量→270g
※エンド金具やスプロケットカバーは付属されてないので別途購入が必要。