購入価格 ¥1000ぐらい
2015年の春頃にサイクルキャップが欲しくなった。
求める機能をリストアップすると、
1 雨天時に水滴がアイウェアに付くのをツバで防ぐ
2 直射日光をツバで遮る
3 汗止め
4 休憩や立ち寄り、ブルベのPCなどで乱れた髪を隠す
と、実用的な面から身だしなみまで多岐にわたったが、サイクルキャップなら必ず備えている機能だ。あとは見た目とサイズ感だけだが、これが難題だった。
どんなに色やプリントが気に入っても、知らないチームのネームが入っていたり、愛車とは関係がないメーカーの物だったりすると落ち着かない。日本のメンズファッションの悪癖たる『ねばならない』が抜けていないといえばそれまでだが、気になるのだからしかたがない。
# なので、ANCHORのフレームにGIANTのサドルバッグを装着するのは不本意だったりする
そこで、まずSHIMANOを試すことにした。安く、愛車のコンポのメーカーで、いかにもサイクルキャップというプリント。4色展開なのでフレームにもジャージにも合わせられる。だが、大きな問題があった。
購入してはじめてのライドで、ヘルメットの下に被って走ったところ、だんだんと頭痛がしてきた。2時間もすると左目の奥に鈍痛が鎮座して離れなくなった。耐えきれずに停車してヘルメットを外し、ついでにキャップを脱ぐときれいさっぱり頭痛は消えた。
小さくて、張りがある硬い生地のキャップが孫悟空の輪っかのようにぎりぎりと頭を締め付けて頭痛を誘発していたのだ。
短時間なら問題ないので、しばらくは4の用途だけに使っていた。1〜3という実用面で使えないのでは意味がないし、ツバが大きくて硬いので、逆に被ると邪魔になるのも気になり、他のキャップを検討することにした。
頭周長:56cm(最低)/61cm(最大)
価格評価→★★★★★
評 価→★☆☆☆☆(サイズが合えば星3つ以上だったはず)