前回の紹介がかなりざっくりとしたものであったという反省のもと、詳細に説明する。
夜間走行を含むロングライド(ブルベ300㎞)で使用したので、その際の感想も含めて。
■前面
向かって右胸にチャック付き小ポケット。かなり小さいものしか入らない。画像で入れているのはソニーのウオークマンNW-E053(W35×L77×D10)、このサイズでぎりぎりである。IDとかホイッスルとか、その程度が想定されているのか。
下部両側にはやや深めのポケット、伸縮性の反射素材で縁どられており、中に入れたものが飛び出しにくい。入れているのはインナーグローブとキャップ。
前見ごろはチェストストラップの金具をスリットに差し込んで留めるようになっている。部品が少なくしっかり固定できる方式だが、外すのはともかく片手で留めるのは難しい。
■背面
背面はやや大きめのポケット。タテヨコに異なる素材の反射材がある。本来はハイドレーションシステム用のポケットであろう。上部は磁石でぴったりと閉まるようになっている。薄手のウィンドブレーカーを丸めたものと小型のヘッドランプが入る。この中に入れたものは、ベストを着用したまま走行中に出し入れは出来ない。私のカラダの柔軟性が低いせいかもしれないが。
背面のポケットに、電池入りのヘッドライトなどそれなりに重量のあるものを入れてランニングしても上下動はそれほど生じない。さすがである。※ロードバイクの使用状況ではあまり関係がない話※
今回、晩秋の夜間ブルベで使用したが、夜が明けて晴れてくると少し暑さを感じた。構造上、また着用者の耐熱構造などによっては、真夏などは使用を避けたほうが良いかもしれない。
価格評価→★★☆☆☆
評 価→★★★☆☆