S, M, L 3サイズ展開。
本レビューはMサイズ。
・容量:1.2L
・3辺サイズ:高さ22cm×幅33cm×斜め辺33cm
・重量:99g
・購入価格
¥2,160
・使用環境
MTBトレイル(肩当てとして使用)
長距離ツーリング(バッグとして使用)
◆要点
・シンプルな作りのトライアングルバッグ
・一工夫加えてトレイルでの担ぎの際の肩当てに
◆購入経緯
MTBで山に入れば「担ぎ」はどうしても避けて通れない。Muddyfoxの純正ショルダーパッドもあるにはあるが、迷彩柄のデザインがどうも苦手。それに¥3,600となかなかいいお値段…
などと思っていたある日自転車店でこのバッグを発見。
もしかしてこれってショルダーパッドとしても使えるんじゃないかと思いつき、ものは試しにと購入。
◆外観 / 構造
みたまんま前三角に取り付けるシンプルなバッグ。取り付けた際には車体の右側に取り出し口が来る。
内部には仕切りなどはないが、フレームに接しない最長辺には厚紙のようなものが入っていて型崩れを防いでいる。
フレームへの取り付けはマジックテープのベルト三箇所。
このようにトップチューブにワイヤーが走っている場合は少々面倒。
私は一度ワイヤーの下を通してから上を返して取り付けている。別段強く締め付けるわけでもないので変速に影響はない。
◆性能/使用感
三角バッグとしては至って真っ当な製品。生地もしっかりしているしほつれやチャックの歪みなどもない。
ちょっとした停車時にまたがりながらアクセスできるので、補給食や携帯電話、財布などを入れておくと良いだろう。
厚みは4cmほどで物を入れると多少膨らむが、よほどの内股でも限りペダリング中に脚がふれることはない。
次にショルダーバッグとしての使用方法。
といっても特に何か加工したりはしない。多少緩めにベルトを止めて普通にフレームに装着し、中にパンクして要らなくなったチューブをバルブ部を切除して一つ二つ詰めてやれば、お手軽にショルダーパッドの出来上がりである。
シートチューブのベルトが適度に緩んでいれば担いだ際に肩に押されてトップチューブ付近まで押し上げられるが、中のチューブがちょうど緩衝材となりとても快適に担ぎ歩くことができる。
山によっては登りはほぼ全担ぎなんてこともザラにあるので、非常に重宝している。
(左) バルブが刺さると痛いのでしっかり除去
(右) MTBの太いチューブなら一本、ロードなら二本程度
価格評価→★★★☆☆(ふつうかな)
評 価→★★★★☆(バッグとしてだけなら星3つ)