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[WO] Panaracer GravelKing

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baru  2015-7-25 19:20
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[WO] Panaracer GravelKing
購入価格 ¥3450

パナレーサーのグラベルロード用タイヤ。メインはオンロードだけど、オフロードも走るのが「グラベル」というスタイルで、それに向けたタイヤです。

太さは、23C、26C、28C、32Cとあり、前者3つがロードバイク装着を前提とし、32Cがシクロクロス装着を前提としています。

今回は26Cをレビューします。


■購入動機
2015年夏に開催されるPBP。過去に参加した人から、

 「フランスの舗装は日本よりも悪いので、太目のタイヤを履いたほうがよい」
 
というアドバイスを聞き、25C以上のタイヤを探してみることにしました。IRCのASPITE PRO(25C)や、BRIDGESTONEのR1X(25C)も検討しましたが、「オフロードでも大丈夫」というあたりに魅力を感じてGravelKingを買うことにしました。

買ったのはロード用で中間の太さの26C。値段も3000円台中盤と安価でした。2本買ってもSCHWALBE ONEの1本分並のお値段です。


■製品概要
実測重量は236g。26Cにしてはかなり軽め。GP4000S(23C)も固体によってはこれくらい重いものもあります。

太さは実測で26mm。クリアランスに不安はありましたが、普通にLAPIERRE XELIUSに取り付けが出来ました。

サイドカラーは、ブラウンとブラックの2種類。ロゴは白ベースです。

公式のプレスリリースによる特徴は以下です。

 ・「走行性能」を追求し、耐久性・耐摩耗性が強化されたZSGコンパウンドを採用
 ・「軽量化」を追求し、超軽量極細コードのAX-αコードを採用
 ・「耐パンク性能」を追求し、補強材をタイヤ全面に装備したアンチフラットケーシングを採用


■使用感

5月に購入して、EURUSに装着して使用。これまでの使用距離は約2000kmです。

基本的にはロングライド・ブルベで使用。200kmのブルベを1回、雨天を含む380kmのツーリングで実際に使った感想を述べます。なお、オフロードは専門外なので乗っていません。

(1) 転がり抵抗
悪くないです。オンロードでは簡単に35km/hまで乗せられます。40km/h以上はちょっと苦しい。ツーリングならそこまでのスピード域には乗らないので良いといえば良いのですが。

特筆すべきは漕ぎ出し。「26Cにしては」という枕詞を付ける必要はありますが、非常に軽いです。これまでにSPEIALIZEDの「Roubaix(25C)」や、Continentalの「GP4000S(25C)」を使ってきましたが、共通する特徴は「漕ぎ出しが重い」というものでした。私は割りと信号のある街中を走ることが多く、この漕ぎ出しの重さが許せませんでした。

しかし、これら2つのタイヤに比べて、GravelKingは漕ぎ出し軽いです。言われなければ23Cのタイヤと遜色ありません。登りでは若干重いかなーといった程度。

(2) グリップ
Panaracerのレーシングタイヤである「Race」シリーズは、やたらとコンパウンドが尖っており、コーナーで倒しこんでいくのが怖い印象がありました。GravelKingはセンターにヤスリ目が入っているくらいで、特に尖っていることも無く自然な挙動を示します。

26Cでは横方向の接地幅が大きくなるためか、コーナーでも安定しています。雨風が吹く中の乗鞍の下りという、かなり怖いシチュエーションでも試しましたが、滑り出す気配もありませんでした。あまり攻めてないからというのもありますが、これまで使ったタイヤの中でもトップクラスの安心感があります。

(3) 乗り心地
使い始めた当初は、前:7.5気圧、後:8気圧で使っていましたが、乗り心地は固く感じられました。数日、空気を入れずに放っておいて乗った所、乗り心地の良さにびっくり。かといって転がりや漕ぎ出しの重さも感じられず、以後は前:6.5気圧、後:7気圧に落ち着いています。

筑波山や乗鞍といった荒れた路面の道も走りましたが、手や尻に伝わる振動はマイルドになっていることが解りました。

(4) 耐パンク性
ここまで2000kmでパンクなし。サイドを含めて、全面に入った補強材が効いているのでしょうか。オフロードでの使用も想定されているためか、あれだけ荒れた路面(といっても舗装路ですが)を走っても表面に傷らしい傷はありません。

(5) 耐久性

実は耐久性はそこまで高くは無さそうです。使用2000kmで、後輪のヤスリ目はほぼ完全に消えています。乗り手の体重は80kgで、少なくとも2000kmのうち200kmほどは雨の中を走っているので、条件的に過酷ではあることを書き添えておきます。

ヤスリ目が消えた後、どのくらい使えるかは解りませんが、美味しい期間は短そうです。

(6) 見た目

GravelKingは、以前ラインナップされていた「Tourer plus ブルベエディション」の後継版。ただ、以前はラベルのカラーが緑で主張の強いものだったのに対し、GravelKingでは白ベースの大人しめの配色になっています。

どうもTourer plusは、いかにも「ツーリング車に付けてね!」という雰囲気があり、自分のロードに付ける気が起きなかったんですが、GravelKingは主張しないルックスで気に入っています。


■まとめ
天候が変化したり、舗装の悪い路面を走るロングライドでは十分使えるタイヤだと思います。綺麗な路面でも、漕ぎ出しや巡航は23Cのレーシングタイヤと遜色ありません(ただし、40km/h以下のツーリングで使用するスピード域において)。登りでは若干不利に感じることもありますが、その他の面での利点の方が大きいと感じます

耐パンク性が高く、神経質にならずにどんな路面も突っ込んでいけるのが嬉しいですね。レーシングタイヤはその辺りに気を使うので。フランスの荒れた路面でも活躍してくれることを期待しています。PBPではこのタイヤで行くことを決めましたが、磨り減った後輪だけは交換してから本番に臨む予定です。

ちなみに、同じくPanaracerから「MASSA T2601」というタイヤが出ていますが、こちらの方がGravelKingよりも肉厚は上で耐久性も高いそうです。


価格評価→★★★★★(この性能でこの値段は安い)
評   価→★★★★☆(耐久性はやや低め、その他は満足)
<オプション>
年   式→2015
カタログ重量→ 240g(実測重量 236g)
 
baru  2015-9-3 23:26
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[WO] Panaracer GravelKing
購入価格 ¥3450

追加レビューです。PBP(Paris-Brest-Paris)で使ってきたので、その辺りの使用感を書きます。

-----

グラベルキング(26C) + RAIR(23-28C)の組合せで、前:6.5bar、後:7.0barの空気圧で走りました。なお、本番直前にタイヤ・チューブ共に新品に交換しています。

コースプロファイルは、距離1237km、獲得標高12000mです。

(1) 転がり抵抗
ひたすらアップダウンを繰り返すコースでしたが、特に引っかかりを感じることはありませんでした。

(2) グリップ
相変わらずの安心感。ただ、道中はキツいカーブもなく、雨もほとんど降らなかったので、厳しい条件でのテストは出来ませんでした。

(3) 乗り心地
思ったよりもフランスの舗装が悪くなかったのもありますが、至極快適でした。

前半は手の痺れも無く、非常に良い感じ。ただ、距離が1000kmを超えてからは、アウトソールの硬い靴を履いてきてしまったことによるダメージから足裏が痛くなり、ペダルに荷重を掛けられなくなりました。そうなると、手と尻に荷重が掛かってしまい、指は痺れに悩まされることに……。

結果として、これを書いている現在も手は痺れていますが、タイヤの影響ではないことを書き添えておきます。

(4) 耐パンク性
フランスではガラス瓶が未だに多いようで、道端にガラス片なども多く見られました。その状況の中で、往復1200km以上をパンクなしで乗り切れたのはこのタイヤの耐パンク性能の証明であると思います。目視した限りでは、タイヤに傷もありませんでした。

(5) 耐久性
日本での皮むき、前日のパリ観光合わせて大体合計1300km程度乗りましたが、やはり後輪のヤスリ目は消えかけていました。やはり美味しいところは1500km程度までなのだと思います。

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総合して、今回のPBPにグラベルキングを選んだのは正解でした。今回は替えのチューブを手持ちで2本、ドロップバッグに2本、タイヤ用・チューブ用のパッチを持参しましたが、いずれも使わずに済みました。乗り心地の良さ、パンク耐性の高さは、やはりロングライドにおいては大きなアドバンテージです。

1000km前後のロングライドに備えた決戦タイヤに最適なタイヤだと思います。


価格評価→★★★★★(この性能でこの値段は安い)
評   価→★★★★☆(耐久性はやや低め、その他は満足)
<オプション>
年   式→2015
カタログ重量→ 240g(実測重量 236g)
 
HaiyoHoiyo  2015-12-30 0:46
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[WO] Panaracer GravelKing
26C黒・茶サイド。触ってなんか硬い、丈夫そう。
装着は硬いので上手く押さえないと開いてしまう。でも径的にはきつくないのでさほど苦労無くできました。
走って、んん硬い、空気圧は普段から1bar下げで、前6.5bar、後7bar(冬場の体重62kg)でいい感じです。走って重くは無いです。丈夫そうだけど、1,000Km位時にまさかのパンク、錆びた木ネジが刺さってしまった。二年ぶりに路上でのパンク修理。でも取り外し、取り付けは簡単でした。よかった。

価格評価→★★★☆☆
評   価→★★★☆☆
 
guatemara  2017-5-21 14:15
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[WO] Panaracer GravelKing
購入価格 約¥3,000 Amazon

※先ずは使用バイクとホイール
  普段の通勤バイク Giant Defy Advanced 3 
  ホイールはShimano RS-21
 
※自身のスペック
  身長:172㎜
  体重:72Kg
  ロード歴:8年目に突入
  
レースには出たことが無く、もっぱら通勤とたまのロングに出たり、十三峠とぶどう坂に登る程度。

  閑話休題
 ちなみに、ロングに出る時は2台目のCanyon Ultimate cf SLX 2014、ホイールはMavic Ksyrium SLR、タイヤはSchwalbe One を使用
 私にとって、これ以上のバイクは無いと言える。
 170~180Km走っても体に堪えない(=単に追い込んでいないだけ!?)

 話しは戻ってGravelKing。
 当初はFront 23C、Rear26Cの組み合わせで約1年間 走行。
 目的はFrontの軽さ、Rearは安定感とグリップ感を求めた為でしたが、
 26Cは走りが重く感じた事と、Front23CでもかなりGripしていたので、寿命を迎えたRearも23Cに交換。

 空気圧:7.5barくらいが丁度いい感じに思える。
 7.0barでも走りが重くならず、更に乗り心地が良くなる感じだけど、リム打ちが恐いので7.5barくらいが 自分の体重と使用環境ではBestかな。

 通勤で走る道は国道・府道がメインで、路肩は路面が荒れていることが多く、小石やガラス片、凹凸も沢山あるが、安定性とGrip感は流石というところです。
 現在、1年半目に突入、パンクは金属片が突き刺さったのが一回あったのみ。
ちなみに表面のツブツブというかサメ肌はトレッドの中央部は1,000Kmくらいで無くなるものの、走行感覚は変わらず。ツブツブの有無は大して影響が無いのか、徐々に無くなってくるので慣れてしまうのかは不明。

コーナーで倒しても滑る感覚が無く、もっちりグリップする感じが好きです。
雨でも走りますが、その感覚は晴天時と変化が無く、安心して雨天走行出来る。
その辺はGravelKingだから、なのか Panaracer の全体としての性能なのか、どちらにしても好感が持てるところ。
ごくたまに、砂利道や草道をワザと走るけど、無問題。これに関してはGravelKingたる所以か。

総じて自分の使い方にはMatchしているタイヤだと思う。


価格評価→★★★★★(性能とコストのバランスが最高)
評   価→★★★★★(ダメな所が見つけられない)
<オプション>
年   式→ 不明
カタログ重量→220g(実測重量:計ってない)


 
LZPT2IB  2017-5-31 23:36
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[WO] Panaracer Gravel King 700×28C
購入価格: ¥0(税込) ※これまでいただいたAmazonのギフト券で入手。当時の販売価格は¥3,022
標準価格: ¥5,247(税込)

『最大の長所は耐パンク性の高さ。出先でのトラブルを回避するだけでなく、パンクを恐れずに未舗装路を走れる』



■ Gravel Kingとは
Panaracer Gravel King(グラベルキング)は、その名のとおり未舗装路に対応したツーリング用タイヤだ。ロードバイクでも舗装路から未舗装路まで自由に走ることをコンセプトとしており、未舗装路を走行するために耐パンク性、耐摩耗性、耐久性が強化され、長距離でも疲れないように軽量化かつ振動吸収性に優れた仕様になっている。

トレッドパーターンは舗装路を意識したミックスパターンを採用。舗装路を重視したブロックパターンのGravel King SKもラインナップされている。サイズは700×23C、26C、28C、32Cと27.5×1.50、1.75がある。トレッドはすべて黒で、サイドのカラーは黒と茶を選べる。


Panaracer Gravel King 700×28C ブラック





■ ロードバイクとの相性を考えて購入
私が所有するGIANT DEFY1 DISCは、快適性(振動吸収性)に優れており、荒れた路面を積極的に走りたくなる自転車だ。タイヤのクリアランスも広く、700×28Cまで対応できる。DEFY1 DISCの長所を生かすために選んだタイヤは、グラベルキングの700×28Cだ。未舗装路も走れる耐パンク性の高さとエアボリュームによる乗り心地の良さに期待した。700×25Cから交換するとこぎ出しが重くなる可能性があるが、700×28Cをクロスバイクで使った経験から、重量増の影響は大きくないと判断した。


快適性と走破性に優れたGIANT DEFY1 DISC





■ 取り付け
グラベルキングはビードが硬く、取り付けるのが大変だった。ビードのある部分をリムにはめると、別の部分がリムから外れてしまう。結局、私の家族の手も借りて取り付けた。取り付けたのはワイドリムのホイールだが、ナローリムではもっと苦労すると思う。ただ、使っているうちにビードがなじむようで、チューブ交換の際にはタイヤレバーを使ってひとりでスムーズにタイヤを着脱できた。これなら出先のパンク修理でも着脱に苦労はしないはずだ。


GIANT DEFY1 DISCなら、700×28Cでもタイヤクリアランスは問題ない





■ 舗装路の走行
○こぎ出し(ゼロ発進)
カタログ重量は270gと700×28Cにしては軽い方だ。DEFY1 DISCに付属するGIANT P-SL1 TIRE 700×25Cよりも35gくらいしか重くなっておらず、こぎ出しへの影響はほとんど感じられない。100kmを超えるロングライドであっても、信号待ちで発進と停止を繰り返しで、タイヤの重さによる疲れも感じななった。

 
実測では261gと270gだった



○転がり抵抗
耐摩耗性を重視した硬めのコンパウンドのおかげもあって、グラベルキングの転がり抵抗は良好。やや高めの空気圧にセッティングすれば、ロードバイクらしい軽快感をほぼそこなわず、30km/hでの巡行も楽に行える。ただ、ヤスリ目のトレッドパターンが影響しているのか、35km/hを越えると地面にタイヤが引っかかるような感じがする。私の普段の巡航スピードならあまり問題はないが、ロードバイク用のスリックタイヤの方が転がり抵抗は低いようにも思える。



○グリップ力
700×28Cのタイヤ幅とエアボリュームのおかげもあって、やや高めの空気圧でも高いグリップ力を発揮してくれる。ただ、コンパウンドは耐摩耗性を重視した硬めのタイプのため、地面への食いつきのよさは際立っておらず、モチモチと張り付くような感じはしない。それでも、タイヤがしなやかに路面に追従する感覚があるのは、126TPIと高めのケーシング密度のおかげだろう。また、ヤスリめのトレッドパターンのおかげで、雨上がりの濡れた路面でも滑る心配はない。


ヤスリ目のトレッドパターン



○快適性
700×25Cから乗り換えると、快適性の向上を実感できる。GIANT P-SL1 TIRE 700×25Cよりも空気圧を0.5bar高くして使っているが、グラベルキングの700×28Cの方が乗り心地がいい。エアボリュームの大きさのおかげでマイルドな乗り心地になり、地面の不快な振動もカットしてくれる。高いケーシング数によるしなやかさも乗り心地の良さに貢献し、コンパウンドはやや硬めだが乗り心地を損なうほどではないようで、ゴツゴツとした硬い乗り心地にはならない。100kmを超えるロングライドでも、特に乗り心地を重視して空気圧を下げる必要は感じなかった。

FULCRUM RACING 5 DBやGIANT RWS OFF ROADとの相性も良好。これらのパーツは、加速やダンシングでの反応性を高めてくれるが、同時に乗り心地が硬くなりやすい。グラベルキングの700×28Cなら、硬くなった乗り心地を相殺しやすく、反応性の高さと乗り心地を無理なく両立することも可能だ。



○直進安定性・コーナリング・ダンシング
タイヤの中央部が平らで横幅も広いので、車体のふらつきにあまり気を使う必要がなく、シッティングで淡々と巡行するような走り方には向いている。ただ、コーナリングで急に車体を大きく傾けると、タイヤの角の丸みが小さいため、ワンテンポ遅れて車体が倒れるような感じがする。これはダンシングで大きく車体を左右に振る場合も同様で、ロード用のタイヤとは若干挙動が異なる印象を受けた。タイヤの剛性は十分に高いので、コーナリングやダンシングで横方向のよれを感じることはない。



○ブレーキ性能 ※シマノのロード用油圧式ディスクブレーキ
タイヤの外径が大きくなったからか、P-SL1 TIRE 700×25Cと比べると、強めにレバーを握った際のブレーキの効きがマイルドになった。
制動力がわずかに低下したともいえるが、160mmローターならこれくらいの方が扱いやすい。思いっきりレバーを握れば、ホイールをロックさせることも可能。これはリアを140mmローターにしても同様だ。ブレーキのフィーリングは少々変わったが、小さな握力で大きな制動力を発揮できることに変わりはなく、実用上はまったく問題ないといえる。


700×25Cのタイヤよりもブレーキの効きがマイルド



○空気圧
空気圧のセッティングで乗り味が大きく変わるのが、700×28Cを選ぶメリット。好みや目的に応じて、空気圧を幅広くセッティングできる。舗装路での軽快な走りを重視する際には、私はフロント6.5bar、リア7.0barにしている。基本的に硬めのタイヤなので、これを上回る空気圧ではタイヤが跳ねやすく、グリップ力と快適性が下がると感じた。グリップ力と快適性を重視する際には、0.5〜1.0bar下げることが多いが、転がり抵抗が大きくなるぶんだけ走りが若干重たくなる。それでも、30km/hくらいで巡行するなら大きな問題ではない。


空気圧の微調整のために、空気圧ゲージがあると便利





■ 未舗装路の走行
○グリップ力
舗装路に合わせたやや高めの空気圧の場合は、砂利や土などの比較的硬い路面ではタイヤが跳ねやすいが、ヤスリ目のトレッドパターンのおかげで細かい砂の上では滑りにくい。芝生や泥などの柔らかい路面では、舗装に合わせた空気圧のままではしっかりグリップできず、前に進みにくい。舗装路を本格的に走行するには高めの空気圧のままでは無理があるが、それでもタイヤ幅とエアボリュームのおかげで、700×23Cや25Cのロード用のタイヤよりはずっと走りやすい。



○直進安定性
ロード用のタイヤよりも接地面積が大きいので、舗装路のやや高めの空気圧のままでも、砂利や土などの比較的硬い路面ならバランスを取りやすい。この点も700×23Cや25Cのロード用のタイヤよりも優れている。ただ、タイヤが跳ねやすいことは確かなので、ハンドルを取られないように気を使う必要はある。舗装路から未舗装路に侵入する際にも、タイヤが急に跳ねてコントロールを失わないように、十分に速度を落とした方がいい。



○空気圧
舗装路に合わせたやや高めの空気圧のままでは、タイヤが跳ねてグリップ力と直進安定性が低くなり、未舗装路での走破性の低さにつながる。ただ、未舗装路の距離が短かったり大きな公園を散策したりする程度なら、スピードを低くして車体のバランスを保つことで対応でき、後述する耐パンク性の高さと相まって安心して走れる。

空気圧を大きく下げればグリップ力が高まるので、未舗装路がかなり走りやすくなる。だが、未舗装路に合わせた低い空気圧では、舗装路の走りの重たさや、コーナリング具やダンシングでのタイヤの剛性の低さが気になってしまう。だから、未舗装路も走る可能性がある場合は、舗装路の走りの軽快感を損なわない程度に空気圧を下げるにとどめている。舗装路と未舗装路の両方をベストな状態で走るには、そのつど空気圧を調整するのがベストだと思う。そのためには、今後、高圧に対応した携帯ポンプが必要だ。

 
未舗装路を走りやすくするためには、空気圧を下げる必要がある





■ 耐パンク性・耐摩耗性
グラベルキングの最大の長所は耐パンク性の高さであり、これまで一度もパンクをしたことがない。このことは舗装路でのトラブルの回避につながるだけでなく、パンクを恐れずに未舗装路を走ることを可能にする。以前は砂利道では自転車を押し歩きすることが多かったが、グラベルキングなら安心してそのまま走り抜けることができる。異物の突き刺さりにも非常に強く、タイヤの表面には突き刺さりの跡がほとんど見られない。コンパウンドの耐摩耗性も高く、約5カ月間の使用では、リアのヤスリ目のトレッドパターンがわずかに消えた程度で済んだ。

 
フロント(左)、リア(右)





■ 総評
グラベルキングは、舗装路の走りの軽快感をほとんど損なわずに、未舗装路への対応に成功したタイヤだと感じた。最大の長所は耐パンク性の高さであり、舗装路でのトラブルを回避できるだけでなく、未舗装路をパンクを恐れずに走れるようになる。ただ、未舗装路をしっかり走るためには、空気圧を下げてグリップ力を高める必要がある。個人的には、舗装路の高めの空気圧のまま、耐パンク性の高さを生かして未舗装路も楽しむというのが実用的だと感じた。本格的な未舗装路の走行ではなくとも、路面を選ばず走り回れるだけでも大きな価値がある。

ロード用のタイヤとしても満足感が高く、グリップ力や転がり抵抗も良好。700×28Cならエアボリュームを生かして、グリップ力と快適性の高さを味わえる。耐摩耗性が高い硬めのコンパウンドにもかかわらず、高めの空気圧でもしなやかさを感じることができ、各性能のバランスが非常にいい。ただ、これらの走行性能の評価は、”耐パンク性が高いわりには”という前置きが必要なのも正直なところだが、目的や路面を選ばずオールラウンドに自転車を乗るなら、グラベルキングはベストな選択だと思う。

 
太めのタイヤの見た目もわりと気に入ってる



価格評価→★★★★☆ (コストパフォーマンスが高い) ※販売価格での評価
評  価→★★★★★ (路面を選ばずオールラウンドに楽しめるタイヤ)
<オプション>
年    式→ ー
カタログ重量→270g(実測では261gと270g)
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