購入価格 ¥2000前後プラス普通の靴
作業靴の踏み抜き防止インソールを使ったSPDシューズの自作レビューです。
[はじめに]ロードバイクデビューより少したったある日、ビンディングデビューのため、片面SPDペダルを購入。街乗りでも使えるようにとSPDにしたものの、マウンテンバイク用や街乗り用に作られているSPDシューズがダサい!(かっこいいのは高い!)ので自作できないかと思い立ったのがキッカケです。本物を履いたこと無い状態で製作しました。
[概要]海外サイト等で検索した結果、古くなったSPDシューズの底の部分だけを流用したリサイクルシューズや、表面につけて歩けるように保護するゴムを横につける方法、そもそも靴に脱着できるベルトタイプ等いろいろな方法を見つけましたが、すべてしっくりこず。
○見た目好きなスニーカーを流用できる。
○スーパーで買物しててもばれない。
○もちろん乗りやすく外しやすい!
の三点を突破すべく自作に取りかかりました。
[材料]運動靴 SPD金具 ステンレスプレート 踏み抜き防止インソール SPD付属のネジが足りない場合は長いネジ
[工具]
穴あけよう電動ドリル ステンレスの切れるハサミ
[ステップ1]
普段から私はreebockを愛用し、リーボックのスニーカーが世界最強にかっこよいと思っているので、をリーボックオンラインでクラシックデザインのジョギングシューズを2000円ほどで手に入れました。
安い普通の運動靴の構造だとおもいますが、スポンジっぽいインソールを剥がすと、砂を固めたセメント粘土のような層があり、その下にゴムのアウトソールがあります。
セメントの部分が足の裏面の強度を担っているようでしたので、この部分もそのまま、ざっくりと裏からカッターで切り込みを入れました。
そして、中に硬い素材のインソールを入れ、そこに金具を取り付け。はじめは硬いダンボールのボードでいけるかと思ったのですが、柔軟性がゼロで、強度も不安だったので、ステンレスの安全靴インソールを購入。
これは、安全靴の中に入れて、工事現場などで釘などを踏んでしまっても大丈夫なようにホームセンターなどで売られている物です。
しかし!釘を踏んでも大丈夫!なだけあって、手持ちの電動工具の穴あけでは全然穴が開いてくれませんでした。
諦めて、もう少し穴が開きやすそうな、台所用ステンレスのトレイを100均で購入し、インソールの形に切り出し、無事に、穴あけで二つ穴を開けて金具を取り付けました。
ここにこう取り付けたら良いはず!
このまま、靴の中に入れて試走にて初めてのビンディングを楽しみこけたりして帰ってきて問題点が浮上しました。
○当たり前ですが、靴の中でステンレスのプレート自体が動いてしまう(サイズぴったりに切れていなかった)
○上面はSPD金具のプレートを使って固定していたのですが、そこからちらっと上に出てくるネジが足の裏にささって痛い。
[ステップ2]
ステンレスプレートの上にはもともと付属していたスポンジのインソールを入れていたのですが、上にももう少し硬いものを敷いておけば解決するか?と使わなかった踏み抜き防止インソールを上に敷いてみました。見事、足の裏で金具を感じることはなくなりましたが、金属同士でよけいに滑るようになり、脱着の時に動いて外れない!というパターン。
[ステップ3]
ステンレス同士を溶接するとか、半田付けするとか、、、、いろいろ考えたのですが、結局、上下の下の穴から見えない箇所をテープでぐるぐるっと巻いておくとそれだけで動かないことが判明しました。
[まとめ]
乗り心地、使い心地は商品化されているSPDシューズを履いたことがないので比較できませんが、以降3000キロほどノートラブルで使えています。ただし、ステンレスなので、冬は思いっきり冷えます。
通常の運動靴のソールなので、コンビニなどでもかちゃかちゃと音はしません。快適性や重量は選ぶ靴によるところが大きいと思います。ソールが厚い方が、工作の幅があり失敗しないかぁと思います。(脱着しやすいように付属のネジのより長いものを使っています)
SPDシューズは履いてみて選びたいなぁと思っても田舎だと試着できるところもあまりありませんので、ネット購入となるのですが、履きなれているメーカーの運動靴を使えるとサイズなどによる通販ミスがなくなります。
また、初心者的には「ビンディングなのに遅い!」と思われずにすむという利点もありますwし自転車を降りても「ふふふ、まさかSPDで来ているとは思うまい」とほくそ笑むことができるのです!
価格評価→★★★★☆
評 価→★★☆☆☆(もっといい素材で作れればもっと簡単にできるはず)
※手作り流行ればいいな!と思いますが安全に関わる用具ですので自己責任でおねがしいます!!
<オプション>
年 式
カタログ重量→ ?g(実測重量 ?g)