購入価格 ¥14,000
登りがちょっくら苦手なVXくん。
エンジンの問題はさておき(おい)
パーツで・・・何とか・・・少しでも・・・
BBがネジ切りなので、気軽に交換できるこの喜び!
ということで仲間うちで評判の良いセラミックBBに換装しました。
(クランクキャップとプーリーは別にレビューしますm(_ _)m)
デュラのBB9000、外して手で回転させてみると・・・かなりの抵抗感。
替わってTNI・・・クルックル♪♪
とはいうものの、9000の抵抗感は、ベアリングというより粘度の高いグリスのせいでしょう。
耐久性も兼ね備えなければならないシマノ製品!ってことを感じさせます。
本当はシールを開けてグリスをもう少し粘度の低いものに換えてみたいと思うのですが、シール剥がしは厳禁(=やるなら自己責任)だし、ツールも持っていないので、とりあえず棚上げ。
で、早速装着。
工具ですが、アストロ等の安いツールセットに入っている、C状の工具を使うと、今一フィットが良くなく、力を入れるとナメそうです。
(以前痛い目に遭いました・・・涙)
カップ型のBB工具を別途購入する等した方が安心だと思います。アストロでも売っています。
(パークツールのBBT-9のようなO状の工具は使ったことがないので・・・でもカップ型の方が私は安心です)
チェーンを掛けずに手回しすると・・・まぁ回る回る(笑)
実走でどうなのかと。
ビジュアルは・・・アガりますww
足元を見てニヤリ(馬鹿)
いよいよ実走です。
平地:
跳ねるように加速するVXに更に軽さが加わります。
0発進でのシフトアップポイントが以前より早いです。
巡航での速度維持も楽になりましたが、0発進⇒約45km/hが楽しすぎて、そればっかりやってました(笑)
プラセボ分を引いたとしても、体感できるレベルです。
下り:
体感できるほどは変わらず(笑)
緩い下りで若干分かる程度??でしょうか。
登り①(5%以上の長いダラダラ系):
体感できるレベルですが、平地ほどの効果はありませんでした。
とはいえ、回転が軽くなったことで、以前よりシッティングで粘れるようになりました。
ダンシング(いや立漕ぎ)でも、いつも使っているギアだと踏み抜いてしまいそうな軽いフィーリングになり、一枚重くして走れます。
結果脚に来ることになり・・・ペダリングスキルの改善要求を突き付けられた感じです。
登り②(助走あり5%300mくらいの丘越え系):
丘越えのTTごっこをしてみました。
アウタートップで進入し、全力ダンシング(いやだから立漕ぎ)で乗り切ります。
BB回りの柔らかさが仇になって力は逃げますが、クランクの回転が軽く、シフトダウンポイントが従前より先へ伸びています。
総評:
VXの性格によるところも大きいと思いますが、踏むのではなく回すことを改めて意識させられます。
友人に教えてもらって、Fハブにつま先を差す意識(意識だけは)でペダリングをしていますが、軽いBBにすると、踏む/回すでの走りの違いがよりクッキリする気がしました。
ライド後、ふくらはぎ~ハム~お尻の筋肉が普段より張りますので、そういった意味でも軽いBBの効果はあるのかな?
その他:
BB9000のグリスが馴染んで軽くなる、もしくはグリスを入れ替えれば・・・コスパ的にはそちらの方がいいかも知れません。
ただ、ビジュアル面でのプラセボは、実は見逃せない効果ではありますが・・・ww
体感も出来るレベルでしたし、満足度はあります。
PS
雨のときはBB9000に交換しますww
価格評価→★★★☆☆(←体感は出来ると思いますが価格が…)
評 価→★★★★☆(←満足しています)