購入価格 ¥5,000
群馬県藤岡市教育委員会スポーツ課が主催する、名前の通りファンライドとヒルクライムレースが両方楽しめるという珍しく、そして手作り感溢れる楽しいイベントでした。
市のオフィシャルサイトにイベント概要とコースマップが掲載されています。
http://www.city.fujioka.gunma.jp/kakuka/f_sports/2015-fuji-hill.htmlコースはファンライドだけの「エンジョイコース30km」と、ファンライドとヒルクライム区間がある「チャレンジコース60km」の2種類あります。私と友人がが申し込んだのはもちろんチャレンジコース。
チェックインは当日朝7時から8時45分までに済ませればよく、都心から2時間弱というアクセスの良さもあって日帰り参加が余裕で可能でした。
【コース前半】
第一エイドの藤岡歴史館までの18キロはほぼ川沿いのサイクリングコースをはしります。神流川・烏川・鏑川を3つの川沿いを北上→西行→南下するようにはしります。舗装された道幅は2メートルぐらいで、時折歩行者や対向車とすれ違います。
藤岡歴史館からはフラットな一般道をしばらく走り、金井から先がチャレンジコース。鮎川沿いを走る上日野藤岡線を通って日野公民館までは緩い登り。
【タイム計測区間】
日野公民館からコース最高地点までの5.1キロがタイム計測区間です。標高差480メートル、平均勾配9.5%の激坂コースでした…
この激坂の破壊力は抜群! いきなり自転車を降りて押し始める人続出です。私はとにかく足つきだけはしないようにと頑張りましたが、ときおりガーミンにでてくる14%とか16%という勾配表示と、歩いている人々をみる度に、足つきぐらいはいいかなという誘惑に負けそうになります。ゴール1キロ手前に一瞬フラットな区間があるのですが、ほっとするどころかその先に見える急勾配に心が砕け散る寸前でした。ゴール直後、クリートを外そうと足首を捻った瞬間に、ふくらはぎがピキーンッ!
ちなにに30歳未満の部、30代・40代の部、50歳以上の3部に別れて順位が決められます。私は50歳以上の部で上位4分の1ぐらいの順位でした。
【コース後半】
タイム計測区間と同じ勾配の急なダウンヒルを楽しみ、そのあとはフラットな一般道を通ってスタート地点に戻ってゴール。景観を楽しめるようなルートではないですが、全体に交通量はとても少なく、安心して走れるコースでした。
【運営・エイド】
市が主催のイベントでしたが、かなりの数のボランティアの方々がサポートされていました。コースの要所要所には歩哨の方が立って参加者を誘導していただきました。また、交通量の多い幹線道路を横切るときは、なんと警察官の方が交通整理されていました。まさに市をあげてのイベントでした。実に気持ちよく走らせていただきました。
エイドポイントでは、冷やしたトマト、胡瓜の浅漬けなど地元で取れた特産の野菜が振る舞われ、地粉を使った焼きそばや焼きうどんも無料という大盤振る舞い。
ちなみに瓶入りのトマトジュースは抽選で当たった物です。
最後に、完走証がなかなか発行されないトラブルがありました。2時近くなっても計測のゴール地点に到達しない人がいたのが原因のようでした。完走証は後日郵送ということになって、ごねる参加者もなく解散。
町興し的雰囲気の漂うとても良いイベントでした。400名の参加者も満足度が高かったように見えました。
価格評価→★★★★★(充実した内容に較べれば高くない)
評 価→★★★★★(来年も参加する)
<オプション>
年 式→2015年イベント