購入価格: ¥2,484 (税込) ※SimWorksで購入
標準価格: ¥2,484 (税込)
『2.5mmBBカップスペーサーは旧モデルのBBにも使用可能』
■ 現行モデルのChris KingのBBのコンバージョンキット
Chris Kingのボトムブラケットは、BB Cup Setから現行モデルのThreadFit 24 Bottom Bracketsにモデルチェンジした。以前はロードとMTB、シマノとSRAMで仕様が異なっていたが、ThreadFit 24 Bottom BracketsではBB本体が共通になり、クランクセットとBBシェル幅に対応したコンバージョンキットを組み合わせる仕様になった。
Chris King BB Conversion Kit #12は、ThreadFit 24 Bottom Bracketsのコンバージョンキットのひとつで、シマノMTB用、シェル幅73mmのものに対応する。BBベアリングスピンドルスリーブが2個、2.5mmBBカップスペーサーが1枚、0.33mmプラスチックスピンドルスペーサーが3つ入っている。
Chris King BB Conversion Kit #12 ※シマノMTB用のクランク、シェル幅73mmに対応
■ 旧モデルのBBに使うために入手
私がクロスバイクに取り付けているのは旧モデルのBB Cup Setだが、購入したものには2.5mmBBカップスペーサーが欠品していた。私のクロスバイクのクランクのタイプは、シマノMTB用でシェル幅は68mm。右アダプターに2枚スペーサーを挿入する仕様なので、このままでは使うことができなかった。結局、私が国内のショップからスペーサーを購入する話になった。
旧モデルのBB Cup Setには、クランクのタイプをシマノからSRAMに対応させるThreaded BB Stepped/SRAM Conversion Kitというものが出ている。私はこれを購入して2.5mmBBカップスペーサーを1枚だけ使うつもりだったのだが、SimWorksによると、このスペーサーは現行モデルのThreadFit 24 Bottom Bracketsと同じものとのこと。他のスペーサーは必要なかったので、私にとって必要最小限のセットであるChris King BB Conversion Kit #12を手に入れた。
私のクロスバイクのタイプは、シマノMTB用クランク、シェル幅68mm
2.5mmBBカップスペーサーが全部で3枚必要だった(1枚足りなかった)
■ 2.5mmBBカップスペーサーは旧モデルにも使用可能
Chris King BB Conversion Kit #12とBB Cup Setのスペーサーを比べてみると、SimWorksの連絡通り2.5mmBBカップスペーサーは全く同じ。もちろん全く問題なく私のクロスバイクに取り付けることができた。BBベアリングスピンドルスリーブは、Chris King BB Conversion Kit #12のものには刻印が入っているが、それ以外は同一であるようにも見える。
ThreadFit 24 Bottom Bracketsのコンバージョンキットは、BB Cup Setのスペーサーの紛失や破損の際の補修部品としても使えそうな気がするが、もし使うならメーカーや代理店に問い合わせた方がいいだろう。現在、2.5mmBBカップスペーサーは、SimWorksから単品で購入できる。他にもSimWorksにはChris King製品のスモールパーツが揃っている。
赤枠の中がChris King BB Conversion Kit #12のもの
BBベアリングスピンドルスリーブも全く同一のものに見える
■ スペーサーまでChris Kingらしい美しさ
2.5mmのスペーサーならシマノのBBにも樹脂製のものが付いているが、Chris Kingのスペーサーはアルマイト処理された金属製のもの。美しい外観こそ私がこのスペーサーにこだわった理由だ。また、Chris King BB Conversion Kit #12を手に入れてみて、スモールパーツの出来や種類の豊富さはさすがChris Kingだと感じた。たかがスペーサーかもしれないが、満足感は非常に高い。
スペーサーまでChris Kingらしい美しさ。BBのカラーはPewter
価格評価→★★☆☆☆ (Chris Kingらしく価格も高価)
評 価→★★★★★ (美しい仕上げとスモールパーツを豊富に用意している点を評価)
<オプション>
年 式→ ー
カタログ重量→ ー