ロードバイクレンタル 1台$40 (All day)
結婚祝いに と会社からハワイ旅行をプレゼントされた。
1月のハワイは雨季。とはいえ、山にでも行かなければあまり雨に打たれることはない。降ってもすぐ止むのが雨季のハワイ。天気を気にする必要はない。
ホテルがワイキキビーチ前の為、ルートは走りやすそうな東側を走ることに。
スタートはワイキキビーチ、ゴールはカイルアまでの45km 往復90km。

日本のように道中コンビニなどないため、補給食やドリンクは多めに持っていくこと。
日本からロードバイクを持っていくと当然のように割り増し料金になる。
DELTA航空では2台分往復 5万以上かかるため現地でレンタルすることに決定。
宿泊場所 向かいのホテル1階に「Pedal」というバイクレンタル専門店があり、そこでJAMISのVENTURA アルミロードを借りた。ペダルはフラットペダルが標準で付いてくるが、SPD-SL , speedplay等ビンディングを付けて走りたければ日本から持ち込む必要がある。パンク修理等のチューブ・工具も持ってきた方がいいだろう。(持ってくるの忘れたため、道中ヒヤヒヤしていた。パンクしなくて良かった。)
ヘルメットも貸してくれるが、やはり日本人に合わない。必ず小さいサイズのヘルメットを差し出してくるので「らーじ、ぷりーず」などと恥ずかしい単語を言わなければならない。背低いのに頭はデカイのかと思われているかも… 鋼の心臓も持っていく必要がある。
ちなみに「The Bike Shop」という店なら最新のSpecialized tarmacも借りることができる。1日$80。
「Pedal」
http://pedalbiketours.com/hawaii/ (ネット予約可)
「The Bike Shop」
http://www.bikeshophawaii.com/街周辺を散策するだけならシティサイクルのレンタルがオススメ。
シティサイクルであればホテル周辺に自転車をレンタルできるところがたくさんある。英語が出来なくても日本語で書かれた規約や保証の説明書を見せてくれるので安心。
自転車と一緒に頑丈なU字ロックを渡される。比較的安全な土地とはいえ、必ず地球ロックして離れないとすぐに盗まれてしまうから注意が必要だ。
駐輪場。ここに地球ロックする。

◇スタート地点 「ホノルル・ワイキキ」
走り出してまず感じたことは、右側通行の気持ち悪さだ。すぐ慣れるのだが、すごく悪いことをしているような錯覚に陥る。

逆走だよ。

車の運転が非常に優しい。
道が狭いところでは安全が確保されるまで車は絶対に抜こうとしない。信号の無い横断歩道では、歩行者が渡ろうとすればビシッと止まる。当たり前の事なのだが感動。
ちょっと脱線
福岡とは雲泥の差。見通しが悪いカーブで反対車線にとび出して抜こうとし、対向車と衝突しそうになる光景を何度見た事か。カーブ抜けるまで少し待てよ。
脱線終わり。
①ダイアモンドヘッド
東へ向け走り出すとすぐにダイアモンドヘッドが現れる。
隕石が衝突した痕のクレーターの様だが、実際は火山跡である。(現在は死山)
(本気でクレーターだと思ってた。)
翌々日のダイアモンドヘッド登頂時の写真

ダイアモンドヘッドを過ぎ海沿いを進むと突如ゴルフ場が現れる。
絶賛ソニーオープン・イン・ハワイを開催中で見物人やメディアで溢れかえっている入り口に突っ込んでしまった。
ゴルフ場手前を左折するとH1フリーウェイにぶつかる。フリーウェイは日本でいう高速道路にあたるため、自転車は走行不可。
しかし、ここでH1は終わり72号線(kalanianaoleハイウェイ)へと変わる。ここから自転車走行可能。

道が非常に広く、自転車が走れるスペースもちゃんと確保されている。

②ハナウマベイ
しばらく海沿いを進むと坂が現れる。頂上のT字路を右折するとハナウマベイという人気のビーチに着く。
個人的にはハワイの中でもっとも画になるビーチであろう。三日月型にえぐれている。

ハナウマベイを過ぎるとダウンヒルが始まり道も少し狭くなる。ハワイは運転が優しく怖がることはないが、注意して下っていただきたい。

③マカプウトレイルコース
オアフ島の東端にはマカプウトレイルというコースがある。
トレイルコースといっているが、ほぼ100%舗装された道のためトレイル感は一切ない。もはやただの歩行行為である。

舗装されているが人気スポットで歩行者が非常に多い為、自転車でヒルクライムせず入り口の駐輪場に留めて歩くべきだ。

どこを見ても絶景しかない。
途中、観光客が集まり海を眺めながら「オー!」と歓声をあげている。どうした どうした と一緒になって見ると、遠くでクジラの親子がジャンプしているではないか。
見てくれ! 白波を立て勇ましく飛ぶクジラを!!

…はい、すいません。手持ちのレンズではこれが精一杯です。
寄ったら写ってた。

計3組のクジラが、そこかしこでジャンプしていた。
遭遇率はそうとう高いのだろう。
終点にはマカプウ・ポイント灯台がある。非常にかわいい灯台のため大人気。


Share the Road 是非この標識を日本に!
◇ゴール地点 「カイルア」

しばらく走るとT字の交差点にぶつかり72号線が終わる。右に折れると目的地のカイルア到着である。
オシャレなレストランやアパレル関係などが充実。
カイルアビーチは現地の人もよく訪れるレジャー関連が充実しているビーチ。カヌーやパドルアップサーフィンを借りて海で遊ぶも良し、セグウェイで海沿いを見て回るのも楽しそう。
冒頭で紹介した自転車店「The Bike Shop」のカイルア店もあるため、トラブルが起きたらここに駆け込むように。
カイルアビーチのとなりには、ラニカイビーチという近年急激に人気が出てきたビーチがある。

全米No1になったビーチの美しさに、全俺が感動である。
ちなみに私はこのライド翌日、ツアーバスでカイルアに行きカヌーに乗り無人島を2つ制覇しシュノーケリングまでしてカイルアビーチを堪能してきた。

無人島到着。
帰路は61号線のヒルクライムコースも良さそうだが、車が結構なスピードで走る為注意が必要。
価格評価 → 思い出は、プライスレス。
評 価 → ★★★★★
公共交通のThe BUSの前方に自転車を積めるため、故障しても安心。

今回のレンタバイク

Jamins Ventura / shimano SORA
かなりアップライトなハンドル高になっているため初心者には優しいが、経験者には逆にキツい。