ステーが片側折れてしまいました。
でもこれは心当たりがあって、自転車をフロントアップで立てて転がそうと思った時にガッツリリヤフェンダー後部を当ててしまった事。
その他にも街乗りではまずありえないような過酷な環境で使用していましたので、そうでなくても折れていたかもしれません。
グーグル先生に聞いてみても、折れ報告は探せませんでした。
なんとも言えないので、評価は据え置きです。
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さて、本品のステーの直径はφ3.2とちょっと特殊なサイズです。
丸棒だとそんな規格品は見当たらなかったので、
φ3.2(#10 or 10番)の規格があるステンレスの針金で代用しました。
3mで800円もしなかったと思うので、お買い得です。
φ3の丸棒の場合は、長さ的に1本しか作れない感じだったので、割高になると思います。
また、丸棒と針金では柔らかさが違う印象でした。
針金の方が柔軟性がある感じで、丸棒の方は硬く加工も難しそうで、疲労だと折れやすいかもしれない。
元々の部品のほうは、丸棒ベースの加工品だと思います。これも針金に対し剛性感があるので。
真ん中のが自作したもの
鋭角に曲げるには、万力への固定が必要でした。
万力で傷つかないようにアルミ板を噛ませ、ゴムハンで叩き掴みモノで調整して、
曲げのコツを学習する為に1つ失敗して完成。材料は1.5mぐらい使ったと思います。
もし1m単位の販売の丸棒買ってチャレンジしてたら、1本で作るのは難しかったでしょうね。
その点、針金であれば比較的安価なので助かりました。
ただ、そもそもがφ3かφ4であれば、既成品のフェンダーステーあるので、自作という発想には至らないと思いますが。
曲げの過程で、反対側のステーを重ねて曲げて、同じ角度になるようにしました。
一発勝負で、失敗したら曲げたとこまっすぐにして曲げ直しとかすると波打ちまくって美しくないです。
私は一番最初に一番Rのきついところから曲げ出しました。
調整のペンチ系も、ギザの無いやつとか、つかみ面が樹脂のやつとか駆使してますので、
そのへんを使うと傷つかず曲げ加工もしやすく、完成度が高くなると思います。
さすがに純正品と全く同じようにはできないし、良く見ると少し変な方向に弧を描いてたりしますが、十分な完成度です。
これなら自作品で補修することはオススメできます。
切断や端面を整えるのには、グラインダーを使用しました。
電動工具が使えない場合、φ3.2のステンの針金を切断するのは、
自転車用のワイヤーカッターではほとんどの場合切れないと思いますし工具が壊れるかもしれません。
切断自体は大きめのボルクリを使うと「あれ、切れたの?」と思うレベルで楽にできます。
ドロヨケ部分の特殊なボルトの補修部品は、フェンダー・ドロヨケ用だるまネジの3mmサイズを買って加工すれば補修可能とも思ったんですが、サイズがないですね。
ランドナー用だと、φ4かφ5でセットで4000円とかしたり。
もしかすると、一般車ブレーキ用のダルマネジとか加工すれば使えるかもしれません。
一度、他の泥除けではM6の全ネジの横っ面にφ3の穴を空けてを加工して作ったことはあったように思います・・・
ただ、加工するにあたりステンは無理で鉄のネジ使ったので、錆びついてネジが効いてない状態で固定されています。
価格評価→★★★★★
評 価→★★★★★