購入価格 ¥70(コルク版)
ビックカメラで安くカーボン用コルクブレーキが売っているとのことからアイデアを受けて作ってみました。
スーパービバホームで10cm×10cm×10mmのコルク版を買って自作しました。
この大きさでシューを12個ほど作れます。
作った経緯についてはどうでも良いでしょうが興味があれば下記の3番目の投稿を参考にしてください。
https://cbnanashi.net/cycle/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=12977&forum=30必要なものは、細めのヤスリとカッターナイフとカッター版です。
私の場合は上記の投稿の1番目で登場した100均の手芸用ダイヤモンドヤスリを利用しました。
作り方はものすごく簡単です。
1、カッターでシマノのブレーキシューを参考に切る。
私の場合は、ホイールの縦ブレ対策と手間を減らすためにも太さは挿入する所の太さに合わせました。
大きさは圧縮は結構できるのであまり神経質に作る必要はありません。
大きかったら削れば良いですし。
2、ブレーキの上にはみ出させる所を作るために上部の一部ををブレーキシューの横溝の厚さでカットする。
3、ブレーキシューにはめ込む横溝をヤスリで削って作りブレーキシューにはめ込めば完成です。
一応、角取りやブレーキシューのはめ込む先端は丸く削ってみました。
ブレーキシューのネジ部については作らなくても圧縮されて入っていくので横から見ると少し隙間が空くようになりますが作る必要はありません。
切った所は綺麗にできないのでそのままです。できれば綺麗にしたかったのですが更にぼろぼろになりそうなので諦めました。
最初は怖かったのでリアブレーキのみにつけて試していましたが思ったよりも効くので前後につけてみました。
やはりシマノなどちゃんとしたブレーキシューにはかないませんが、一応下りでも止まれますし、ブレーキとして機能します。
思ったよりも削れていかないので十分その観点では実用に耐えられそうです。
ただ、ブレーキを閉めれば閉めるほど圧縮して薄くなる関係上ブレーキシューの幅はほとんど取れません。
逆に、圧縮されるくらいやわらかいのでもちろんリムも傷つきません。発熱はしにくい気がしますが、長い坂は周りにはないのでちゃんとテストしていません。
私の場合、5700系ブレーキは一応限界まで引ききれる感じですが、4500系ブレーキは完全には引ききれないという感じでした。とはいえ十分止まれますが。
横溝をつけたバージョンなども作ってみましたが、かえってはがれてしまうだけで付けないほうが良さそうです。
メリットもいろいろあるとはいえ、何の保証もないですし使うかは微妙すぎですね。
毎回止まるのに結構握力を使う結果になりやすいですし。
手組みカーボンホイールもネタ的要素が高いのでネタ繋がりでやってみたら意外といけたと言うお話でした。
もちろんこんなものを使用する方は私以外いないと思いますが、やる場合は自己責任でお願いします。
価格評価→★★★★★(1セット約11円)
評 価→★★★☆☆(性能はなぁ、これだけ制動力があれば平地ならいけるか?根元から飛んでいかないか少し心配です。)
<オプション>
実測重量→ 計っていませんが軽い