購入価格 ¥128,821(+関税¥6,200)
Wiggleの期間限定プラチナメンバー18%割引時に注文しました。
普段は完成車付属のDT SWISS R-1650TLを使用していますのでそちらとの主観的な違いを記載します。
リムハイトはフロント23mm、リア25mmで見た目の印象に差が見られます。
ちなみに、Fのロゴと矢印のようなマークは反射素材になっていて車のライト等の光を反射します。
ブレーキシューは少し前の情報ではカンパのカーボン用を使用するとのことでしたが、専用品が付属されていました。(青ブレーキシューは私は見たことがありません)
装着イメージです。フレームサイズは仮想トップ520です。
実走で峠を含めて500kmほど使用しました。チューブはSCHWALBE 700×18/28C、タイヤはContinental Grand Prix 4000 SⅡ C25を使用しています。
平地巡航では35km/h前後で走行してみて、入力パワーが気持ち少なくて済むような感じでした。ホイール重量が200gほど軽くなり、ハブもUSBになっているためかと思います。シッティングで単独40km/hまでしか出せなかったのが43km/hまでの走行も可能になりました。信号での停車前のブレーキで、速度がなかなか落ちずいつもよりブレーキレバーを強く握ったため長距離ではじわじわ握力を削られました。
プラズマ電解酸化皮膜処理による強化と、専用ブレーキシューにより、通常のアルミホイールよりも制動力がかなり高くなっていると思います。下り坂でもかなり余裕を持って下ることができました。
制動力と引き換えにブレーキシューの減りは早いと思います。長距離を走った後には削りカスがシュー周辺に付着しているのが確認できるほどです。常用で使用するにはブレーキシューの交換頻度がネックになるのではないでしょうか。
Fulcrumと言えばリアハブの爆音ラチェットが有名ですが、この点について言うと、まったくの無音に近いです。これには驚きました。USB故にグリスの使用量が少ないためなのかはわかりませんが、余談として記載します。
ノーマルのRacing Zeroに比べて価格は高いですが、高性能アルミホイールを持っていない方にはおススメできるものです。
価格評価→★★★★☆(通常のRacing Zeroと比較すると…)
評 価→★★★★★(アルミホイールとしては不満は無いです)
<オプション>
年 式→2015
カタログ重量→ 1,420g(実測重量 計測機器が無く測定していません)