購入価格: ¥200 (税込) ※関宿城博物館の入館料。年間パスポートは¥1,000
『江戸川CRの最北に位置する関宿城は、ロングライドの達成感と感動を高めてくれる』
■ 江戸川CRの最北にある関宿城
関宿城は千葉県野田市関宿にあった城で、戦国時代には関東中心部における最重要拠点だったらしい。北条氏康は「この地を迎えるというこことは、一国を獲得することと同じである」とまで評したという(以上Wikipediaより抜粋)。時は流れて世は平成。現在は江戸川サイクリングロードを行き交うサイクリストにとっての重要な場所になっている。関宿城は千葉・埼玉・茨城の3県の境目、利根川と江戸川の分岐点に位置し、自転車で江戸川を北上する際には、自ずとこの場所を目指すようになる。
写真: 江戸川CRを北上すると関宿城が見えてくる
■ 関宿城の天守閣を再現した博物館
関宿城と呼ばれる建造物は、天守閣を古い資料に基づいて再現した博物館だ。現在、関宿城の跡地には石碑が残されているのみだ。関宿城博物館は、河川とそれにかかわる産業をテーマにした歴史、産業、文化、自然などを資料や展示物を紹介している(県立関宿城博物館のホームページより)。3層4階で展望台から辺りを一望できるようだ。入ったことはないが、外観の天守閣は関宿に着いた感動を高めてくれる。
写真: 関宿城博物館の外観
■ サイクリストにはありがたい休憩所
関宿城博物館の近くには、天守閣と同じような雰囲気の作りをした休憩場やトイレがある。休憩所では関宿城のグッズ、醤油などの野田の名産品、近くで採れた野菜などが売っている。中にはアイスの自販機もある。席は40ほど。欲を言えばパンやおにぎりなどの軽食があったら嬉しかったけど、夏はクーラーが効いていてすごく助かる。尚、ドリンクやアイスの自販機は外にもあるが、夏はスポーツドリンクが売り切れていることがあるので注意が必要だ。
写真: 関宿城博物館休憩所
■ 関宿城周辺も見所多数
ちょっと休憩場で休んだら、自転車で辺りを散策すると面白い。関宿城博物館の奥には、雰囲気の良さそうな日本庭園がある。ここもいつか入ってみたい。にこにこ水辺公園は緑が広がっていて、のびのびと気持ち良く過ごせる。クーラーの効いた休憩場もいいけど、この公園のベンチでおにぎりを食べるのもいい気分だ。橋を渡れば中之島公園があり、こぶしの古木や治水工事に関する歴史遺産を見ることができる。広い公園ではないが緑と水を楽しめる。
写真: 日本庭園
写真: にこにこ水辺公園。動物たちのブロンズ像がシュール
写真: 中之島公園
■ ロングライドの達成感と感動を高める関宿城
私が関宿城を訪れる時は、いつも往復約100kmのロングライドになる。向かい風に逆らいながら江戸川を北上し、やっと関宿城が見えた時は実に感動的だ。いつもポタリングしている江戸川の先にこんな素敵な折り返し地点があるのはとても嬉しい。滅多にロングライドしないこともあって、まだまだ関宿城博物館やその周辺を深く楽しむ余裕はないが、訪問するたびに新しい魅力をひとつずつで見つけていきたい。
写真: CBNのイベント「ベラチのスマホアプリと走ってみよう」で訪れたときの1枚
価格評価→★★★★★ (入館料はお手頃。ジュースもアイスも普通の値段)
評 価→★★★★☆ (関宿城が見えた時の感動を評価。まだ全ての魅力を感じ取れていないのでまた訪問したい)
<オプション>
年 式→ ー
カタログ重量→ ー