購入価格¥8000台/本 Wiggle
小径車に夢中だったころよくお世話になったSCHWALBE(単語登録したぜw)。
小径車用タイヤは信頼性が高く、よく転がるタイヤという印象が形成されていたが、CBNを読んでいたら、ロード用タイヤやチューブについては品質にばらつきがあり、当たり外れがあるとのことだった。
そのような中、SCHWALBE ONEについては、新工場を建ててまで造っているというフラッグシップタイヤ。マスター曰く、「新しいもの好き、変なもの好き」のオイラが見逃すはずはない( •̀ .̫ •́ )✧キラーン
WOは結構早めに買っていたが、なにせ既に愛用しているコンチネンタル系が長持ちなものでなかなか試せなかった。TUについてはアクシデントで新品(GP4000 TU)がやられてしまったので登場と相成った。
https://cbnanashi.net/cycle/modules/myalbum/photo.php?lid=1015 チューブラータイヤなのではめにくいが、コンチのコンペティションに比べれば、そんなにはめにくくはないが、出先で交換するのは勘弁して欲しい。
外見は極めて地味。1000キロも走ればもうロゴは消えるかも。タイヤに地味さを求めるマニアにはもう堪らないと思われるw

クリンチャーとチューブラーではトレッドパターンが全く異なる。クリンチャーは比較的おとなしめのスリックタイヤに近いが、チューブラーは格子状のパターンが覆い、まるで蛇の鱗のようなのである。
https://cbnanashi.net/cycle/modules/myalbum/photo.php?lid=929https://cbnanashi.net/cycle/modules/myalbum/photo.php?lid=1016そのうち消えるだろうと踏んでいたが、600㎞超走行の現在、けっこう健在である。つまりコンパウンド自体の耐久性も今のところなかなかなのである。
(株)ピーアールインターナショナルのHPによれば、このSCHWALBE ONEはシリーズ最高の転がり抵抗の低さを誇るそうであるが、走ってみるとホントに実感できる。
後輪のみの使用であるが、まず乗り始めの感覚としてロードノイズを拾わなくなるのが体感出来る。エネルギー保存の法則から言えば、雑音の発生はころがり抵抗の発生、あるいは推進力の減衰のサインであるはずである。そういった意味でも無音のタイヤは心地よい。
コロコロコロコロ滑らかな転がりはGP4000 TUとかなりの差を感じる。GB4000自体転がり抵抗の低いタイヤであったが、乗り心地の良さと相まって、あれ?タイヤついてる?というような異質な感覚に陥るのである。
サイコンをあまり注視せず、30㎞/h巡航を目指すと33~35㎞/hに到達しているとか(短時間ですけどね)は良くある。その他ダッシュ時コーナリング時のトラクションも悪くない。
注:雨天時のグリップについては慎重に走っているため不明である。少なくとも普通の乗り方でスリップしたことは無い。また、グリップ力を測るため無理矢理スキッドさせることもしてないため限界値は分かっていない。知りたい方は自分で試してみて教えて欲しい。
残る評価項目は耐パンク性、耐久性の問題であるがしばらく走ってまた報告したい。
価格評価→★★★☆☆(ハイエンドチューブラーは高い)
評 価→★★★★★(転がる)