CBN Bike Product Review
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TRP HY/RD


 
akka  2014-11-26 19:40
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TRP HY/RD-160
購入価額 ¥15,500(ヤフオク)

 TRPのROAD用ディスクブレーキ。
同社の同カテゴリーの製品としてはSpyre-160、Spyre SLC-160があり、既にCBNでのレビューがある。
https://cbnanashi.net/cycle/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=11844&forum=24
このディスクブレーキ3種は機械式ディスクブレーキのカテゴリーに属するが、HY/RDは若干構造を異にする。

 当製品は基本ワイヤーで引く機械式ディスクなのであるが、キャリパー内部は油圧で稼働するハイブリッドブレーキなのである。故にパッドは左右がちゃんと動いてローターを挟む。
当初、本製品の製造元は悪名高きwテクトロ社の眷属であるため、非常に効きづらいのではないかと懸念していた。また、機械式と油圧のハイブリッドのため、双方の長所が生きればいいが、双方の短所が表れてしまったらどうしようとも思っていた。本音を言えばAvidのBB7 Road SLにしたかったのに、必要なとき売ってなかったのである(涙)
 
 以下フロントのみであるが、ほぼ600㎞を調整しながら使ってみたので報告する。
本製品は効くのか否か、コントロール性能はどうなのかと問われれば、「絶対制動力はカーボンホイールにおけるデュラのBR-9000以上、コントロール性能も慣れれば全く問題ない」と回答する。
 では、理想のブレーキなのかと問われれば、パッドを他社製にすればという回答になる。

 まず、導入当初は騒音に悩まされ、調整をいろいろ行った。調整箇所もそんなにないので同じことを何度も繰り返すしかなく、結局当時解消はしていない。
 次はパッドの異常摩耗に悩まされる。月曜日の夕方に調整して20㎞程度走った水曜日の夕方にはもう効かない状態に。フルブレーキングしても押して歩けるw
たしかにデフォルトのレジンパットの馴らしにダウンヒルに行こうと思っていながら行けないままだったが、2日で効かなくなるほど減るって何さ?と言うことで換えのパッドを探していたら、シマノのディオーレのBR-525のパッドと互換性がある上、Wiggleのレビューによると、シマノのパッドに交換するとバラ色の未来が開けるようなことが書いてあったので300㎞走行時点で、即交換。
 確かに音は劇的に解消し、タッチも向上した。しかしながらやはり減る。ここでもしやと思ったのが、ディスクローター。以前1枚だけヤフオクで買っていたチタン製。こいつが原因では?現在の多くのディスクローターはステンレス製なので、チタンとさほど硬度は変わらないはず。肉抜き穴の形状、パターンが原因?金属としての摩擦係数の違い?それとも呪い?

 で、ローターを新品のステンレス製に交換してみた。スカスカの軽量タイプなのにチタンに比べるとずっしり重い。だが、ウソのように異常摩耗も解消。ごめんよTRP純正パッド。どうも君に責任はなかったかも知れない。でも、タッチはシマノ製に変えたほうが断然快適なんだ。

 ということで、ローターをステンレス製に戻し、パッドをシマノ製に変えたTRP HY/RDは良好なディスクブレーキと言える。ただ、この互換性のあるシマノのパッドもロートル製品なので、ディスコンの恐れがある。ということは新製品のHY/RDが好性能で居続けるのはそう長くないかも知れない。

 ロードバイクにおけるディスクブレーキの利点はまず、雨天時の効きであるが、カーボンホイールでのキャリパーブレーキ使用に比すれば格段に制動力は向上する。止めどなく生成される墨汁問題も解消する。ただ、効きに関して言えばアルミリムでシューをSWISSSTOPのグリーンにした場合とそんなに変わらない気がする。
 一番の利点と言えば、高価なカーボンホイールの延命化ではないだろうか。旧マシンではCampagnoloのハイペロンを普段使いしていたが、前輪のリムがやはり減る。少しずつ、少しずつ減る。これは貧乏性のオイラには耐えられないw
現在は前輪がGOKISO社のカーボンディスクホイール、後輪はLightweight社のギッフェルストームを使用しているが、後ろブレーキほぼ使わないので後輪のブレーキラインはすべすべ。
またディスクブレーキのホイールの副次的利点としては、リムのブレーキラインを使用しないのでそこに反射テープを貼れることくらい(どうでもいいっちゃ、いい。)

 オイラは後輪はディスクにする必要ないんじゃない?派だったがこないだのサイクルスポーツになんたらロード(不整地用のロードバイクのカタカナ語)の特集があり見ていてうらやましくなったのが、泥よけ。リムブレーキから開放されることで、泥よけの自由度が上がる。これも副次的利点と言えば言える。

 TRP HY/RD、AvidのBB7 Road SLが手元に届いたので比べてみても、見栄えは負けていない(ちょいでかいがギラギラ)。銀色系のROADディスクを考えている方は、候補に入れても良いのではないかと思う。

価格評価→★★★★☆(適価格)
評   価→★★★★☆(シマノのパッドあってこそ。)

 
flare  2015-10-21 12:08
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TRP HY/RD-160
購入価格 ¥30000(前後)

ワイヤー引きのブレーキレバーで油圧ディスクブレーキを使うためのコンバーターはParaboxをはじめ各種あるが、その中では最もスマートな製品。

ディスクブレーキキャリパーに、油圧マスターシリンダーが一体化されており、無駄が無い。
油圧ホースを組み付ける必要もないため、既にメカニカルディスクブレーキを使用している人ならキャリパーを交換するだけで取り付けできる。

シクロクロス競技におけるディスクブレーキがUCIより解禁され、
ここ2年ほどで、完成車販売されるシクロクロスバイクの殆どがディスクブレーキになった。
コストの点で、高価格帯のバイクを除くとほぼメカニカルディスクブレーキが装備されているが、

メカニカルディスクブレーキは
・バネが強くフリクションも大きいため、引きが重い
・パッドクリアランスの調整がシビア
・頑張って調整した割にタッチが良くない
・パッドの減りに伴い、すぐに調整が狂いレバーの引き量が変化する
と、扱いにくい。

対して、MTBでは常識となった油圧ディスクブレーキはブレーキホースの組み付けやエア抜き等の作業が必要だが、
・ホースが柔軟で取り回しが良好
・レバーの引きが非常に軽く、しかも良好なタッチ
・パッドの減りに応じてピストンが押し出されるため、レバーの引き量が変わらない
というメリットが有る。

ところが、CXバイクをはじめ、ドロップハンドル用のレバーで油圧というのはまだ高価。
HY/RDは、手持ちのデュアルコントロールレバーを利用して導入コストを抑えた上で、油圧ディスクブレーキのメリットを享受できる製品である。


--------------------前置き終わり--------------------



さて、デカいリザーバータンクが個性を主張するHY/RD(ハイアドと読むらしい)のレビュー。

組み付けは、最初にも言ったようにメカディスクとほぼ同じ作業。
購入時すでにオイルが満たされエア抜きもされているため、
ローターに擦らないようにキャリパーを取り付けて、ワイヤーを張ればおわり。

作業時や輸送時にマスターシリンダーが作動しないよう、リンクを固定するねじ込み式のストッパーがついているが、
これを解除し忘れたままレバーを強く握ると多分壊れる。注意。

ブレーキパッドはとりあえず付属品を使ったが、入手性が高いシマノのものと互換性がある。こういう気遣いは好き。
パッドクリアランスは広めで、ローターに擦りにくく好印象。

試乗すると、ブレーキタッチには油圧レバー(ST-R785)と比べてワイヤーのフリクションや重さを感じる。
とはいえ、メカディスクよりはずっと良好で、よく整備されたカンチブレーキ車と同程度。
制動力やコントロール性は文句が出ないレベル。少なくとも僕は何ら不安・不満を感じなかった。

難点を挙げるなら、ワイヤーアジャスターのアジャスト量が少なく、引きの調整がしにくいこと。
いちいちワイヤーをクランプし直すか、別途アジャスターを噛ませる必要がある。
一度好みの位置に設定したらワイヤーが伸びるまで再調整の必要は無いのだけれど。

対応しているブレーキレバーについて明記はされていないが、79デュラ以降のワイヤー引き量が増えたレバーでは少し効きの弱さを感じた。
78デュラ以前・スラム・カンパのレバーのほうが好みの効き。

ワイヤーから油圧へと、ブレーキ形式が変化していく過程で生まれた過渡期の製品だが、完成度は非常に高い。
レース機材としては、万一トラブルが発生した時、キャリパーのみを交換して対処できるという実践的なメリットもあるので、もっとメジャーになっても良いと思う。


価格評価→★★★★☆ 高いなーと思うけど、丸ごと油圧化に比べるとだいぶ安上がり。
評   価→★★★★☆ ディスクCXのグレードアップに一押しのパーツ。
カタログ重量→195g
 
e_nxd  2017-4-16 9:45
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TRP HY/RD-160
購入価格 キャリパー前後で280USD

それまでメカディスク(AVID BB7とBB5、HAYES CX PRO)で運用していたディスクロードへの入れ替え。

制動力としては上記のメカディスク3種でもあまり不満が無いのですが、
新しい物好きとしてはこのような意欲作を試してみたいというのが主な動機。
(絶対的な制動力そのものはローターとパッドの性能に依存。官能的にはレバー引き量やタッチの問題。)

キャリパー部でワイヤ→油圧の変換を行うため、アウターとインナーワイヤーの摩擦と伸縮という宿命からは逃れられない。
フロントはそれがほぼ気にならないけど、リアはワイヤーの取り回しによってはタッチが悪化する。

普通のセッティングをする人であればほぼポン付けでセッティングが出せると思います。
レバーのレート設定も適切なものだと思います。
個人的にブラケットを極端に上に取り付けたうえで、ブレーキレバーのリーチを短くしたいので、パッドのクリアランスを詰める必要があるためセッティングがやや面倒でした。

付属するパッドがあまり効かないので、互換性のあるシマノBタイプに変更。
ローターはシマノのRT-86 160mmを使用。

効き始めは割と穏やかでブレーキングのコントロールはしやすい。
グリップが破綻するレベルの制動力に到達するまでに必要な握力はメカディスクやキャリパーブレーキよりも少ない。

乗鞍の岐阜側と長野側を考えられる限りの厳しい条件で下ってみたが、特に破綻することは無かったです。ただし、パッドが過熱してくるとやや鳴きます。
目視する限りではローターが赤熱するところまでは行かなかったです。
(これは冷却に優れるアイステックのRT-86の特性でもあります。赤熱すると多分アルミが溶けだしてしまいますね。)

価格評価→★★★☆☆(高いけど妥当)
評   価→★★★★☆(性能として文句なし)
 
flare  2017-4-17 13:02
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TRP HY/RD-160
追記です。

長いこと読み方を勘違いしてたのですが、名前がHY-ROADに変わってますね。

さて、シクロクロスで2シーズンほど、シマノの油圧(ST/BR-R785)と使い比べていろいろ見えてきた。

前回のレビューの通り、新品状態でもタッチや引きの軽さ、制動力はR785に劣る。
ただ、ブレーキパッドを交換(シマノB01Sが適合)すると多少改善される。

劣化について。
ずっと使っていると実感しにくいのだが、使用に伴い徐々にタッチが悪化していく。
ブレーキレバーを引ききっても制動力不足を感じるようになった時には、かなり劣化が進んでいた。

ブリーディングには専用の器具が必要になる。
注射器やフィッティングがいくつか入った汎用のブリーディングキットを購入し、ブレーキオイル交換を行なった。
手順自体は簡単で、サービスマニュアルを参考に、注射器で新しいフルードを注入するだけ。
横着してオイルはシマノのミネラルオイルを使用。とりあえず今のところ問題は起きていない。

HY/RDはオイル量が少ないからか、他のブレーキに比べて劣化が早い印象を受けた。
ディスクロード・ディスクCXを買ったものの機械式ディスクブレーキが不満…という人たちが買いそうなパーツだが、油圧ゆえ扱いが面倒で、メンテ出来るショップも多いとは思えないので、多少値が張ってもシマノの油圧ブレーキシステムを揃えてしまう方が後々困らないと思う。


価格評価→★★★★☆ それでも、油圧システムを1から揃えるよりか安上がり
評   価→★★★☆☆ 油圧ブレーキを触れる人にとってはなんでもないんだけど、未経験者にはちょっとハードルが高いかも。
 
ManInside  2019-8-15 18:05
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TRP HY/RD-160
購入価格 ¥21,500 @amazon (2個セット、ローター2枚付き。ポストマウント。ISアダプター付属)



以前から使ってみたかったので購入。
ブレーキレバーはTRP RRL SR。

フル油圧のTRP Hylex RSと比べると確かにメカニカル特有の引きの重さは感じるものの、同じ制動力を得るために必要な入力の少なさはフル油圧よりほんの少し多いだけ。メカニカルよりははるかに軽く反応も早い。ただ引きの気持ち良さではフル油圧式が上。

装着時はブレーキレバーを引く前にレバーアーム・ロックノブを解除する点に注意する必要はあるが、それを除けばインストールも簡単。

TRP RRL SRで引いた場合、セッティングによって引き代をかなり小さくすることができるのでこの組み合わせは特におすすめ。

バレルアジャスターの調整域が少ないのでブレーキレバーによっては引き代を短くできないものがあるようなので注意。その場合はケーブルの止め方を工夫することで引き代調整する裏技がYouTubeにあるようだが何しろブレーキなのでお試しは自己責任で。

標準的な価格はペアで3万円を超えるらしいがそれだと少し高いと思う。フル油圧のHyles RS(ブレーキレバーとキャリパーのセット前後)は海外通販で¥29,376買えたのでコストパフォーマンスは高くはない。

amazonでまれに片側8,000円くらいで売っている時がありそれなら良いと思います。

SRAM eTapの非油圧セットなどを持っている方にはフル油圧以降前のつなぎとして良いかもしれません。

価格評価→★★★☆☆ もう少し安いとありがたい
評   価→★★★★☆ 性能に不満なし
<オプション>
実測重量→ 213〜214g(ボルトなし・純正パッド含む)
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