[WO] Vittoria RUBINO PRO SLICK 220g
購入価格 ¥3000(国内価格)
23Cのレビューです。8年前に買いました。 モデルチェンジして高価になる前のものですが、この旧モデルは市場に残っていたり 中古でくっついてきたりするので参考になるかなと。
単純にルビノのスリック版でモダンな見た目です。 トレッドのコンパウンドのラインのヨレが目立ちますが価格を考えれば上等。 サイドはガッチリした厚みがあります。
空気圧にはシビアで、少しでも入れすぎると突き上げがきつくなり、不足すると 転がりが重く感じます。重く感じても登坂タイムは良かったりするので実際の 転がり抵抗は低いんでしょう。 これはルビノに限らずサイドの厚みがあるタイヤによくある傾向です。
グリップはあまり良くありません。ドライではレースでも何とか使えますが、少し 手荒にリアブレーキを当てるとすぐに滑り出します。 GP4000Sのような急激な破綻がないのでコントロールはできますが、限界自体が ちょっと低いです。
ウェットは恐怖で、濡れた路面では使わないほうがいいです。ウェットなダウンヒルで 怖い思いをしました。
耐摩耗性は…すいません8年前に買ってから使いきっていないので明確には分かりません。 2000kmあたりで他のタイヤに履き替えてしまって、以降はピンチヒッターとしてしか 登場しないので。 でもまあこの頃のタイヤとしては良好な方で、普通に使うぶんには6000kmは持つんじゃ ないかなと思います。 パンク耐性もかなりあると思います。 耐候性は優れている方で、屋外青空保管には比較的強いようです。 ただしどんどん油分が抜けてカサカサになってグリップも落ちていきます。
今はやたら高価になったし、GP4000Sという鉄板があるのであえて買うようなものでは無く なりました。乗り心地からグリップ、耐摩耗性まで4000Sが全部上ですもんね。 せめて安価になってくれれば助かるんですが。
価格評価→★★★☆☆ 3000円でもかなり安いと言える時代でした 評 価→★★★☆☆ <オプション> 年 式→2009 カタログ重量→ 220g(実測重量 236、241g(二本計測))
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