購入価格: ¥154、¥298 (税込) ※それぞれ500cc、2000ccの価格、島忠ホームズで購入
標準価格: 同上
『自転車の洗車に便利なポリエチレン製の計量カップ。特に2000ccが便利』
■ ホームセンターで入手可能なポリエチレン性の計量カップ
ホームセンターには、自転車の洗車に便利なポリエチレン製の計量カップが売っている。しかも、様々な大きさのものが用意されていて、用途によって使い分けやすい。私が使っているのは500ccと2000ccのものだ。
写真: ヨトリヤマ 計量カップ 500cc、2000cc
■ 洗剤で洗うのに便利な2000cc
まずは2000cc。これは自転車全体を洗剤で洗うときに使う。側面に目盛りが振ってあるので、simple greenやAtoZクリーナーなどの原液を何倍に薄めたかが一目で分かる。また、持ち手が地味に便利。左手で計量カップを持ちながら、自転車の周囲を歩き回って素早く洗車することが可能だ。洗剤の入ったバケツと自転車の間を往復するよりもずっと効率が良い。
容量を2000ccにしたのは、スポンジ全体を浸しやすいからだ。自動車の洗車用の大きなスポンジでも問題なく入る。これが普通のバケツならこうはいかない。もちろんバケツの容量にもよるが、洗車に必要な量の洗剤をバケツに入れても水位が低いので、スポンジ全体を浸すにはバケツを傾ける必要がある。2000ccの計量カップなら、スポンジを突っ込むだけでいい。
実は今までセリアという100円均一ショップの計量カップを使っていたのだが、これは底に細かいヒビが数本入っていたので使うのをやめた。原因は分からないが、何かのケミカルが影響したのかもしれない。元々、ヨトリヤマの計量カップは庭の壁のペンキを塗る際の調色に用いたものだが、油性のペンキはもちろん、うすめ液で洗っても素材に影響はなかった。チェーンディグリーザーも同様に平気だった。
写真: 自転車の洗車にちょうど必要な量の洗剤が入る。2000ccは持ち手が補強されている
■ 500ccはフィルタークリーナーを入れるのに使用
フィルタークリーナーでチェーンやギアを洗浄する場合、フィルタークリーナーは少ない量で済むので、小さめの容器に注げば良い。500ccでも大きいすぎるくらいだが、持ち手のあるサイズではこれが一番小さかったと思う。フィルタークリーナーを塗る際にも持ち手は便利。左手に計量カップを持ちながら、複数台の自転車にも右手の刷毛で素早く塗布することができる。
尚、私がフィルタークリーナーのためだけに計量カップを用意したのは、フィルタークリーナーは臭いが付きやすく、洗っても臭いを落とすのに時間がかかるからだ。作業をスムーズに行うためには、洗剤とフィルタークリーナーの容器を使い分けた方が良いと思う。
写真: フィルタークリーナーを入れるには大きいが、持ち手が便利
■ 100均よりもずっとしっかりした作り
ヨトリヤマの計量カップは目盛りと持ち手がついたシンプルなものだが、目盛りは必要な洗浄液の量を把握しやすいし、持ち手は動きながら作業するのにとても便利だ。少なくとも洗車に使うケミカル程度なら素材に影響はないし、肉厚でとても丈夫。100円均一ショプの調理用の計量カップよりもずっとタフだ。おすすめは2000cc。自転車を洗うのに必要な少ない量の洗剤でも、スポンジ全体を浸せるからだ。ホームセンターで手に入れることができるので、機会があればチェックしてほしい。
図: ヨトリヤマ 計量カップの良い点
価格評価→★★★★☆ (100均との差額以上にしっかりした作り)
評 価→★★★★★ (自転車の洗車に便利)
<オプション>
年 式→不明
容 量→500cc、2000cc ※1000ccもある