購入価格 ¥1,050(フェリー代)
チャレンジしたきっかけは2つです。
1. 友人がグループで東京湾一周を完走した。よーし、それならこっちはソロで走ってやろうじゃないか。
2. CBNとベラチスポーツの共同企画に乗せられて150km以上走る必要があった(必要か?)
実行日は9月15日敬老の日。三連休の最終日でとくに予定もなかったので、「そうだ東京湾一周しよう!」と土曜日に思い立ちました。嫁さんに、「ねえ月曜日に走りに行ってもいい?」とお伺いを立てたときは、すでに走る気100%だったです(笑)
コースはルートラボで検索して一番☆マークの多いコースを選択。あとになってみれば、ここでもう少し慎重にコース選びをしておけばよかったなあと後悔。かなり交通量が多く、路側帯の殆どないルートが多く含まれ、大型トレーラーの幅寄せの恐怖を何度もあじわって神経をすり減らしてしまいました。肉体的疲労よりも精神的疲労が酷かったです。
【東京区間】
午前6時少し前に自宅をスタート。東京駅からは国道15号線を走ります。路側帯は広く、交通量も少なめ。それ自体は走り安いのですが、信号が多い。何度も何度も赤信号に引っかかり、思ったように距離が伸びません。大森からは131号を走りますが状況は同じようなものです。
【神奈川区間】
国道131号線につながる県道6号線をしばらく走り、また国道15号線に戻ります。この辺りは路側帯も狭くなりますが、休日のため大型車は少なめ。それほど怖い思いはしません。ただ、相変わらず信号が多くてなかなか進めません。33km/hぐらいで巡航しているのに平均速度は20km/hそこそこにしかならないのです。
神奈川駅付近からはみなとみらい地区、赤レンガ倉庫、中華街前、本牧あたりを走る観光ルートw スピードは諦めてのんびり走りました。
そこから先は、一番海側の道路を走って、金沢八景、横須賀、浦賀、久里浜と走ります。この区間は、三浦イチでも何度か走ったことがあるルート。そこそこ起伏があり、トンネルもいくつか。ライトは必須ですよ。そして久里浜港へ。
【東京湾フェリー】
フェリーは1時間に1本です。東京・神奈川を走り抜けるのに思った以上の時間がかかり、フェリーターミナルに到着したのは10:20の便の出発3分前! 乗り遅れるとあとの行程に影響が出るので、慌てて切符を買って船上の人になりました。料金は人と自転車併せて1,050円です。対岸の金谷港までは40分の船旅ですが、ゆっくり休めるのはこの区間だけ。しばし旅気分を味わいました。
【千葉県・金谷から木更津まで】
金谷港について食事をとろうと思ったのですが、港付近の食堂は観光客でどこも満員。並んで待つ時間がないので、しかたなくコンビニでおにぎりを買って食べました。
木更津までは一番海に近い道を、ときどき見える海を楽しみながら走ります。この区間が一番走っていて楽しかったかな。
【千葉県・木更津から千葉市蘇我まで】
国道16号線と357号線。この区間が地獄だった。この区間は有名な工業地帯。道路は広いのに路側帯がぜんぜんない。休日なのに大型車がばんばん走る。自転車1台も走ってねー。
とくに怖いのがトレーラー。故意ではないだろうが思いっきり幅寄せしてくる。こっちも30km/hで走ってんだよ。そのタイミングでハンドル左に切ったら俺を巻き込むっしょ? もう、トレーラーが幅寄せを始めたら、ブレーキをかけて速度を落とすしかありません。さもないと後輪に牽かれるか、沿道の街路樹にガリガリこすられるかしかないのです。ああ怖ええ。もう二度とあの道は走らないぞ。と。
もう一本内陸側の道を走るべきでした。
【千葉市から東京へ】
国道14号線を使って自宅のある墨田区まで。
もう大型車は走っていないですが、かなり渋滞している区間。うっすら暗くなっているので、前後のライトを付けてゆっくり走ります。路側帯はたっぷりあり、自動車よりも速いペースで走ります。店に入るため急に左折する自動車にだけは要注意!
走行距離は209.64km(フェリー区間は含まず)でした。所要時間およそ11時間30分。日の長い秋分の日から春分の日までの気候が安定している時期を選んで実行すれば、さほど難易度の高いチャレンジではありません。ただし、ルート選びは慎重にする必要があります。スタート時間も朝5時ごろにすれば、行程にももう少し余裕が出来るでしょう。
価格評価→★★★★★
評 価→★★★☆☆(ルートを変えて再チャレンジしたい)