購入価格 ¥7135
KNIPEX サークリッププライヤー 45 21 200
私は「サークリップ」と呼んでいますが、Cリング、リテーニングリング、スナップリング等とも呼ばれているC型の止め輪です。
穴付きのサークリップは自転車の各ベアリング回りによく使われていると思いますが、たまに穴が無いタイプにも出会うことがあります。
これまた私は「穴あり」や「穴無し」等と呼んで区別しています(本当の名称は知りません)。
自転車に使われているサークリップはそんな強いテンションでもないので、マイナスドラーバーの先なんかでやっちゃう?
でも、滑って部品に傷を付けたり、思いもしないケガをするかもしれません。
なので、こんなサークリッププライヤーを使います。
穴ありのサークリッププライヤーの先端は穴に嵌るように加工されていますが、穴無しの場合はサークリップの尖った部分を滑ること無くうまく広げられるよう工夫されています。
いままではブルーポイントの「PR-15」を愛用していました。
プライヤーの先は、ギザギザの加工が施してあります。
「PR-15」のギザギザはとても重宝するのですが、物自体が薄いので強めのサークリップを広げようとすると、プライヤーの先が少しねじれてしまうのが欠点。
何か良いのが無いかと探していると、プライヤーで有名な「クニペックス」にあるではないか!
先がギザギザタイプの「45 10 170」と、芯だしの丸溝付きタイプ「45 21 200」。
さすがのクニペックスでも穴無しサークリッププライヤーはこの2種類だけのようです(クニペックスの分類では特殊リングプライヤー)。
ブルーポイントのギザギザは持っていたので、芯だし溝穴付きの「45 21 200」を購入。
実際使ってみると、プライヤーの老舗が製造しているプライヤーだけあり、強めのサークップを広げてみても先端がねじれることはありません。
しっかりした先端のため、ギザギザ加工されていなくてもサークリップが滑って逃げることもありません。
シャフトにサークリップを入れる時に、先端の溝が偉力を発揮します。
ギザギザタイプは、ちょっと気をゆるめるとサークリップをどこかに飛ばしてしまうこともあるが、溝付きタイプはこの心配が軽減されます。
あまりサークリップを外すような作業はあまり無いと思いますが、カンパのウルトラトルクのベアリング回りの作業のお供に。
これから、まだ回したこと無いUSBをCULTにします。
価格評価→★★★★★(ま、一流メーカーだからこれくらいは)
評 価→★★★★★(さすがくわえ物の老舗の一品)