購入価格 ¥5000位
ユッチンソンの高耐久性が売りのチューブレスタイヤ。
25C表記だが、7気圧時の実測で24mm位なのでやや細い。
[走行性能]
単純に重いため加速時には体感的「重たい」と感じられる。
全体に走行抵抗は大きい。反面、乗り心地は良い。
グリップはフュージョン3よりも劣るが、そこまで気にするほどというものでもない。
[耐久性]
10本以上使用していますが、後輪に使用した物に関しては平均して4000kmは使えます。
前輪ならカタログにあるように6500km行けるかもしれませんが、後述する欠点のためちょっと厳しいかなという印象。
売り文句のとおりパンクに強い。
コンパウンドにサーモプラスチックを混ぜてあるためか、異物を拾いにくい。
チューブレスなのでチューブに起因するパンクは発生しないことを差し引いてもパンクの発生率は非常に低い。
ただし、サイドは特に強化されていないようで、サイドカット耐性は並。
パンクが発生する場合はサイドカットか接地面のカーカスが破れた状態になるレベルまで酷使している場合が多い。
そのため、単にチューブを入れただけだと再びパンクする可能性が高いので、使い古しタイヤの切れ端などを挟み込んでやる必要があります。
[欠点]
ユッチンソンのチューブレスタイヤ全般に言えることですが、約半年でコンパウンドの劣化が著しく進行し、異物が刺さりやすくなります。
特にパッケージ状態で折りたたまれていた部分からビードが劣化し最悪バーストに至ります。(画像参照)
フュージョン2/3やアトムではそうなる前に摩耗しきってしまうのですが、インテンシヴの場合は摩耗よりも劣化による寿命が先に来る場合が多いです。
これを回避するためには劣化する前に一気に使い切るという運用になると思います。
価格評価→★★★☆☆(相応)
評 価→★★★★☆(パンク耐性はとても良い。練習目的ならこれでok)
年 式→ 2011~2013