SHIMANO ULTEGRA FH-6700
購入価格 ¥9,000位
手で取ってみるとずっしり重い。ノバテックなどの軽さと比べるとちょっと驚きます。
当然ながら重いホイールになります。でもよく転がるし、パワーロスも少ない。軽くても転がらないスカスカのホイールよりも走りは軽いです。手で持って軽い部品が走って軽いとは限らないの典型です。
シマノのカップアンドコーンのベアリングの出来は相変わらず素晴らしいです。グリスを詰め替え、当たりを好みに調整しなおしたベアリングのヌ~っとした転がりが楽しくて、不必要に足を止めてしまいます。
ところで、シマノはフリーボディが分解できなくなってしまい不満です。以前は治具を販売しており、フリーをばらしてグリスも好みのものに交換できたのですが、今はフリーはユニット交換になってしまいました。完組ホイール全盛の今、単品売りのハブを手にするユーザーのニーズに合っていないような気がします。
シマノのリヤハブは構造が特殊です。カンパやマビック、ノバテックなどのハブはフランジの下にアクスルベアリングがあり、外側にラチェットが配置されています。シマノはハブの両端にアクスルベアリングがあり、ラチェットは内側にあります。
エンド=ED アクスルベアリング=AB ラチェット=RC
とすると
カンパその他 ED-AB-AB-RC-ED
シマノ ED-AB-RC-AB-ED
という構造です。そのためか、カンパその他はハブ軸が硬く、ハブボディは柔らかくなっているのに対し、シマノは軸は柔らかく、ボディか硬くなっています。これもシマノ独特のヌ~っといした転がりに影響しているのかなとおもいます。
価格評価→★★★★☆←一生使えます。 評 価→★★★☆☆←フリーのメンテナンス <オプション> 年 式→2012 カタログ重量→ 354g(実測重量 ?g)
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