購入価格 ¥4100
練習用にはビットリアのストラーダを使用してきましたが、自転車関係の日本ブランドは元気が無いなと思い、応援することに。耐パンクベルト入りでバルブコアが外れる練習グレードということでソーヨーのチャレンジャーを選択。国産ではありませんが、良しとします。
流通量が少ないらしく、取り寄せに。数日後に到着したタイヤはゆるく二つ折りにされ、個別でビニール袋でパッケージされていました。四つ折り裸売りのストラーダと違います。日本ブランドのサービスを感じます。
ケーシングはストラーダよりも柔らかく、コルサより少し硬い感じ。スペア用に折りたたむと小さくなります。
茶緑色のタイヤサイドといい、ラベルといい見た目はモデルチェンジ前のストラーダに似ています。タイ産なので、もしかしてビットリアにOEMでしょうか。
ケーシングが柔らかいので、リムに楽に入ります。コンチネンタルみたいに内径が間違っているものを除いて、リムに楽に入るタイヤはだいたい高性能だったので、期待が高まります。
100km走っての感想は、これはチューブラーです(当たり前だろ)。ストラーダは乗り心地はワイヤードオンで、転がりはチューブラーですが、チャレンジャーは乗り心地、転がりともにチューブラーです。タイヤ全体でショックを吸収して、ゴロゴロヌルヌルとよく転がります。チューブラー独特の衝撃吸収力があるので、練習だけでなく、ロングライドにも使えそうです。ストラーダと値段差はありますが、これほどチューブラーの利点が得られるならお得かなと思います。
では欠点も。空気圧を上げると跳ねます。特に高速域で顕著なので、ダウンヒルで焦ります。また空気圧を下げると、割と早く腰砕けになります。ストラーダよりも対応可能な空気圧レンジは狭いです。
まだ走行100km強なので、耐久性はわかりません。コンパウンドが柔らかくてすぐ摩耗ということもなさそうだし、バルブの付け根の作りや真円性は正確で、品質管理は厳しいようなので期待しています。
そこそこの耐久性だったら、練習用タイヤはストラーダから乗り換えです。
価格評価→★★★☆☆ もうちょっと安かったら大人買いしちゃいます。
評 価→★★★★☆
<オプション>
年 式→2014
カタログ重量→ 270g(実測重量?g)