水出しコーヒー
購入価格 ¥豆によってピンきり
コーヒーが好きです。
「コーヒーとか紅茶は利尿作用があるから補給用には向かないよ」
あ、確かにそうだね。コーヒー飲むとトイレが近くなる。
でも、たとえ小便が近くなろうとも、コーヒーくらい好きに飲みていのよ!
なので筋肉少女帯風に、「俺にコーヒー飲ませろ~♪」と歌い狂ってはみたものの、やっぱりツーリング先の風情ある景色の中で独りもじもじしたくはないわな、うん。
そういうわけで、最近はもっぱら水出しでコーヒーを淹れています。
低温で抽出することにより、カフェインやタンニンの溶け出す量が極端に減らせます。 それによりトイレが近くなるのも抑えられますし、腎臓なんかへの負担も減らせます。
じゃあコーヒーそのものとしてはどうなんだって話なんですが、くくっ! これが旨い! 超~旨い!!
同じ豆でも全く雑味がなく、クリアーで上品な味にハマりまくっています。
あとは油も出にくくなるのですが、これはコクにも関わるものなので好みの問題になるかと思います。 ホットで淹れてもペーパーフィルター使えば油は濾されてしまうので、これは水出し特有の話でもありませんし。
水出し専用の器具もあるのですが、最低でも数万円からとなるのでちょっと試しに買ってみるというわけにもいきません。
しかし、特別な器具を一切使わなくとも美味しい水出しコーヒーは淹れられます。
まず一つ目の方法は、サーバーにコーヒーを入れ、そこに水を注ぐ方法。
もう一つは、お茶パックに入れたコーヒー豆をサーバーに入れ、そこに水を注ぐ方法。
どちらも時間は8時間程度を基本にし、あとは好みで調整をします。 冷蔵庫で抽出出来れば良いのですが、家族持ちの冷蔵庫にそんなスペースが取れない事も多いでしょう。 そんな場合は部屋の隅に放置しておくだけでも大丈夫です。
好みの濃さに抽出が出来ましたらば、あとは豆を取り除きます。 直接水に混ぜた場合はペーパーフィルターで漉し、お茶パックを使った場合はただ取り除くだけです。 どちらの場合も、勿体ないからと豆が吸っている分を絞ったりすると雑味が出てしまいますので、未練を残さずあっさり捨てましょう。
あとは湯煎などで沸騰させないように温めれば完成です。 もちろんアイスでもいけます。
阿呆みたいに簡単ですが、ホントにこれだけで絶品水出しコーヒーが出来上がります。
コーヒー豆は深煎り気味に焙煎した方が美味しいです。 豆40~50gに水600mlを入れると、出来上がりのコーヒーがちょうど500ml程度になります。 アイスで飲むなら豆を多めにした方が美味しいです。
注意しなければならないのは、コーヒープレスで淹れるのと同じで豆の味がそのまんま出てしまいます。 誰がやってもほぼ同じ味に淹れられるのはありがたいのですが、不味い豆だと誰がやっても不味いコーヒーしか淹れられません。
私の場合は家でもがぶ飲みするので、豆は珈琲問屋の通販で、水はブリタの浄水ポットを使用しています。
水出しで淹れたコーヒーを保温ポットに入れて釜房湖あたりまで走り、のんびりと飲みながら
「今日はいまイチ」 「今日のは絶妙」
とかやってるのがお気に入りです。
価格評価→★★★★★(そこそこの豆使っても安い) 評 価→★★★★★(雑味がなくすっきり美味しい)
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