購入価格 ¥2233(スポーク、ニップル、カット代を合わせて)
ブルベ用に手組みしたフロントホイールのスポークが落車などで曲がったため
スポークを張り替えることにした。見えないダメージなども考慮し、張り替えは
ダメになったスポークだけでなく全てを交換した。
役目を終えたスポークたち
【材料】
リム: Velocity Synergy 17" 24H(流用)
ハブ: Ultegra HB6600 24H(流用)
スポーク: Piller PSR 1.8mm(170mmにカット) 24本
ニップル: Piller ブラスニップル
Piller PSRは、首の部分が強化されたスポークで、1.8mmのストレートでも
首の部分が2.0mmある。スポークが切れにくいことと、フランジのスポークホール
との相性(*)もあって、このスポークを選択した(今までのスポークも同じ理由で
Piller PSR)。スポークカットは、Pillerを取り扱っている金澤輪業さんにお願いした。
*フランジのスポークホールは、2.0mmの使用を前提にあけられているので1.8mmの
ストレートを使用する場合は、スポークワッシャーなどを併用するのが決まりらしい。
それは避けたい。
【工具・その他】
触れ取り台: 逆さ自転車
ニップルレンチ: パークツール黒、赤
スポーク組: イタリアン、2クロス
手組み担当: 本人
テンション: 950N
【作業】
いつものように全スポークを音程合わせによるテンション調整で組み上げた。
今回は、フランジの表裏で微妙に異なるスポークの長さも考慮し、音程差もきっちり
合わせた。おかげで、振れは殆ど出ず、作業はスムーズに行うことができた。
【試走】
以前と同じ仕様なのでハンドリングや乗り心地などの違和感を確認する程度で終えた。
問題なし。やわらかい乗り心地が長距離ライドを楽しいものにしてくれそう。
【感想】
自分手組みは楽しい。これは間違いないと思う。そして自分のイメージどおりに組み上がったときの
喜びも手組みならではだと思う。完組み全盛でこの状態は今後もつづくと思われるが、
手組みの良さもあると思う。私の場合、特殊な小径車で完組みが入手困難という理由も
あるが、そうでなくても手組みはこれからもつづけて取り組んでいきたいと思う。
価格評価→★★★★★(カットの手間を考えたら安い)
評 価→★★★★★(自分としては完璧なホイールができた)
<オプション>
年 式→2014
実測重量 550g
いわゆる一つの完成系