購入価格 ¥1050(オートバイ用チェーン三面ブラシセット)
単品だと同じ500ml自転車用よりもAmazon内の比較で34円ほど高いオートバイ用チェーンディグリーザー。
極力オートバイ用と自転車用でケミカルを分けたくないのでこちらを購入。
おそらくオートバイ用はシールチェーンにも使えるよう
ゴムへの攻撃性が少ないとかそんな配合だと思う。
となると多分自転車のスプロケ間のスペーサーが樹脂のやつもあるので、
そういったパーツへの攻撃性も無いのかもしれない。
(ゴムを侵さない性質のものはたいがいプラスチックも侵さないイメージ)
ちなみに古いオートバイのチェーンに5-56を吹いて走ったらチェーンのシールが
ちぎれまくった事がある。それぐらいシールチェーンは繊細なものである(黒歴史あるある)
なので、逆にシールチェーン対応と表記がない自転車用をオートバイに使う訳にはいかない。
商品名が"バイク用"となってるが自転車用ではない、
AZの商品名なので、文句ある人はAZに言って下さいw
結論から言うと 【はずしたチェーンとスプロケにしか使えない】
理由はアルマイトや塗装に対する攻撃性が高く、
車体取り付け状態で全く飛び散らずに洗浄することなど不可能な為。
塗装部に飛沫が掛かった場合は点染みになり(上等なワックスでもついてれば防げるかも、明るいところで間近で見ることにより判明)、
ナイロンブラシでゴシゴシ洗ったチェーンリングはアルマイトの色がほんの少し薄くなった。
試したのは今のところ汚れをあまり気にしてない自転車のみなので良かった。
意図的に古い風合いを出すダメージ加工をしたいなら良い方法かもしれないw
パーツの保護剤や塗装やアルマイトやメッキの"質を測る"のに使えるかも。
「ウチの保護剤はチェーンディグリーザー掛けても大丈夫なぐらい皮膜が強いです」みたいな。
スプロケやチェーンを洗浄する場合ははずしてトレイに置いて
これを吹き付け、手荒れ防止(皮膚に対しても結構な攻撃性)の為に使い捨て耐油ゴムグローブなんかを装着して、
ナイロンブラシでゴシゴシやると綺麗になる。
それでも取れないサビなんかはもう(柔らかめの)真鍮ブラシでやるしかない。
半分ゴミにしか見えないようなチェーンやスプロケもヤフオク用に写真撮ると
中古美品?で出品できるレベルには復活する。
腐って放置されがちなルック車のボスフリーのスプロケとかこれで洗浄してみると感動しますw
防錆剤が配合されてるのでそのままでOKみたいに思わせられるけど、
乾燥すると白く残るのでこれは洗い流して別の油を付けておきたい。
オートバイの場合はチェーンが白いのは「チェーンオイルが残ってる証拠でメンテしてあるな感心感心」みたいに思われるが
自転車の場合はそんな風潮は無いので、水などで洗い流す・・・のだけどやはりこれも
自転車に装着した状態では無理。
ウェスで拭き上げれば目立たなくはなるけどかなりしつこく残る印象。
キレイな状態を保ちたい自転車の人には、チェーン洗浄機だけでガラガラ洗いたい人には不向き。
たまにスプロケはずすのとかも面倒とは思わない人、
もちろんチェーンは全てミッシングリンクとかになってますとかいった人じゃないとにもあまりオススメできないような。
塗装やアルマイト部の痛みが気にならないとか剥げたところで安物だからいいよって人はどんどん構わず使ったら良いと思う。
実際かなり汚れ落ちますからね。
全てのチェーンディグリーザーがこのぐらいの攻撃性を持ってるかどうかは
これしか使ったことがないので分かりません。
"のりりん"で「ちくしょう ディグリーザーまいてやるぜ!!」
ってセリフありますから基本的に直接ぶっかけるのはまずいレベルだとは思いますけど。
価格評価→★★★★★
評 価→★★★★☆