購入価格 ¥108
ロードバイクに乗って、辛いのが尻の痛み。
この痛みは2種類ある。圧迫系と擦れ系。
初心者に多いのが圧迫系。発生源は男性なら玉袋の下側の付け根あたり。
日常生活ではありえないポジションで固いサドルに座るから発生する。
サドルを変えたり、パット入りレーパンを買い込んだり、ジェル入りサドルカバーなんか買っては試しているうちに、
体がバイクの乗り方を覚え、徐々に解消してゆく。
擦れ系は、ブルベなど長距離ライダーに発生する。
発生源は男性なら穴の両側の皮膚の楠れで生じる。
これは300,400kmと乗っていると、ポジション調整くらいではどうにもならない。
対策はブリーフを履かないこと、たっぷりとクリームを塗ること。
シャーミークリームが定番かな?単にワセリンを塗る人やメンタムの愛用者もいる。
私は日頃思っていた。たかがケツに塗る油に高級品は要らない。
安価なものをたっぷりと塗りたい。
それと携帯性の観点からチューブ入りが良い。
100円ショップを冷やかしていたら、あるじゃないですか。
買い込んだのは馬油クリーム。
調べると、お股の擦れに悩むランナーの方々に馬油クリーム愛用者が多いらしい。
60g入り 当然100円(税抜き)
いきなり300kmブルヘで使ってみた。
スタート時には塗り忘れて、40km地点で補給した際に塗りこむ。
右手の人差し指、中指、薬指に多めにとって、左手でビブパンツ前部をしたに引っ張り、穴の周りにたっぷりと塗りこむ。
馬油の特徴なのだが、さらっとしてベトつかない。なかなか良い感じ。
指間などに残った分は上腕に塗ったり、首に塗ったり。
軽く日焼けした肌にもしっとりくる感じ。
特有の臭いは多少するが、嫌いではない。そして尻では臭いを感じない。
その後、休憩のたびに塗りこんだ。
肌荒れ等も特になし。
私の場合、条件によるが、何も塗らないと150kmあたりから擦れた痛みが出る。
200kmあたりで塗りこんだ際に、少々ヒリヒリしたが、これで300km走り切れた。
チューブ入りは使いやすかった。
携帯性は良い。
60gは数回で使い切る量。
400km以上では2本用意したほうがよい。
姉妹品に”アロエクリーム”があるので、こちらも試してみたい。
価格評価→★★★★★
評 価→★★★★☆