購入価格: ¥216 (税込)
標準価格: ¥216 (税込)
『暑い日のサイクリングに最適。汗で失われたミネラルを手軽に摂取できる。明治製菓のハイレモンに似た味』
■ウイダーの新製品
ウイダーinタブレット 塩分プラスは、真夏の汗で失いやすい塩分やミネラルを含んだタブレットキャンディーだ。本来は6月下旬に販売開始されるものだが、コンビニや駅の売店等で先行販売されているらしい。偶然、コンビニのキャンディーのコーナーで見かけたので、週末のサイクリングに使ってみた。
Weider ウイダーinタブレット 塩分プラス。トップチューブやポケットに入れておけば、スムーズに摂取できるはず。
■糖質、クエン酸、ミネラルを摂取可能
このタブレットでは以下のものが摂取できる。
①糖質(ブドウ糖、砂糖)
1粒あたり9kcal。ブドウ糖が即効性のあるエネルギー源として利用しやすい。
②クエン酸
おそらく、クエン酸のキレート作用によって、体内に③のミネラルが吸収されやすくする効果を狙っているのだと思う。ただ、その効果は分からない…というか疑問。余談だが、クエン酸は体内で不足せず、クエン酸回路(TCA回路)で生成されているので、クエン酸を摂取してより多くのエネルギーを生み出すという役割はない。
③塩分、カルシウム、カリウム、マグネシウム
汗で失われた様々なミネラルをバランスよく摂取できるのが好印象。1粒あたりのナトリウムの含有量は15mg。熱中症対策では100mlの水分に対し、40〜80mgのナトリウムを摂取することが推奨されている。熱中症対策には1個では足りないが、炎天下でスポーツをする際にミネラル補給の補助になってくれると思う。尚、カバヤの塩分チャージタブレッツは1粒で約40mgのナトリウムを摂取可能。
■甘酸っぱく、硬めのラムネ菓子。塩気は少なめ。
実際に食べてみると、甘酸っぱいラムネ菓子といった感じ。明治製菓のハイレモンというお菓子に似た味でとてもおいしい。塩っぱさはあまり感じない。塩あめ等のように口の中でべたつくことは少ないが、カバヤの塩分チャージタブレッツよりは甘め。甘くないドリンクがあった方が口の中がさっぱりする。
歯ごたえは硬めで、そのままでは口の中で崩れない。歯で2、3度噛めばようやくホロリと崩れだす。崩れても口の中の水分が失われることはないので不快感は感じない。カバヤの塩分チャージタブレッツの方が、崩れやすくさらっとした食感。甘さと口溶けの良さではカバヤに軍配が上がる。
■実感しやすいのは糖質のエネルギー化。ミネラルの効果も悪くない
最も効果を実感したのは、ブドウ糖のエネルギー化だ。食べてすぐに頭がすっきりして疲れがとれ、集中力が増すような気がした。麦茶と一緒に摂取したときの水分の保持力も悪くないと思う。水分摂取に対してトイレに行く回数が少なかったからだ。
尚、家を出る前には梅干しを1個食べておいた。全てのミネラル補給をこのタブレットで補おうとしたのではなく、補助的な役割でこのタブレットを食べるという感じで使った。30℃以上の真夏日のような暑さの中では、梅干しと併せて摂取することで、トラブルなく帰宅する助けになってくれた。
汗で失われたミネラルをバランスよく摂取できる反面、熱中症対策にはナトリウムが少なめ。だから、熱中症対策には補助的な役割として利用し、他のドリンクや食品でも意識的にミネラルを摂取した方がいいと思う。
■暑い日のサイクリングにおすすめ
ウイダーinタブレット 塩分プラスは、暑い日のサイクリングの際のミネラル補給に役立つと実感した。また、コンビニで買える手軽さが嬉しい。真夏日や猛暑日ほど暑くなくても、水分と同時にこれを一緒に摂取しておけば、快適にサイクリングできると思う。万が一に備えてコンビニで買っておくのがおすすめだ。
価格評価→★★★★★ (コンビニで手軽に購入できる)
評 価→★★★★☆ (おいしくミネラルを摂取。個人的にはもうちょっと口の中で崩れやすい方が良かった)
<オプション>
年 式→2014年
カタログ重量→68g (28個入り)