購入価格¥3,617@Amazonマーケットプレイス
バーエンドに一体となったミラーともミラーを内蔵したバーエンドとも言える、
バーエンドとバックミラーと、どちらにレビューすべきか迷った一品。
バーエンドとして積極的に選ぶ人は少なく、バックミラーの候補に挙がることが多いかと思いこちらに。
バーエンドから開く方には無段階で調整でき、開いてから上下方向にはカチカチと段階的に調整できます。
上下方向に狭く、かつ、ミラーはフラットなので、上下調整は結構シビアです。
(きちんと調整できないと、空や路面を眺めることになってしまいます。)
わたくしの場合は、ざっくりとバーエンドとして使いやすそうな角度で仮止めし、
実際に乗車しながら後方確認をして調整し、さらに確認して再調整して、という感じで角度を決めました。
上下も無段階ならこんな手順はいらないんですが、角度が決まってしまえばこの方がズレにくいのだろうと前向きに捉えております。
ミラーとしての長所は畳めるところで、畳んでバーエンドに入れてしまえば単なるバーエンドバーになります。
ミラーとしてがっつり使うには不要な長所ではありますが、基本は後方目視で、ミラーは補助という役割分担なら、
後方確認の必要があまりないところで気軽に収納できるのは、なかなか便利です。
これが開いた状態で、
畳むとこうなります。
うちのバイクにはスタンドがついているんで立てかけることはほとんどないのですが、
スタンドなしで立てかけることが多い人なんかには、このメリットは大きいんじゃないでしょうか。
加えて、左右ペア=2つということで、割れてしまっても直ちに買いなおす必要がありません。
実際、わたくしも1つは倒して割ってしまったのですが、左右・天地をひっくり返して利用しております。
ミラーとしての短所は、やはり上下方向の狭さでしょう。
きちんと角度を調整していても、乗車中にポジションを変えると見難くなります。
仕様上、上下幅の拡張は難しいでしょうから、上下方向にだけでもカマボコ状に湾曲していればなぁ、と思います。
上下に像が伸びるだけなら、距離感もそれほどは狂わないでしょうし。
なお、バーエンドとしては、思いのほか普通に使えますが、左右で216gと、普通のバーエンドに比べるとかなり重たいのが難です。
価格評価→★★★★☆
単品としては正直高いと思いますが、バーエンド+ミラー2つと考えれば、かなりお値打ちでしょう。
評 価→★★★☆☆
補助的に使うには十分ですが、あくまで補助に留めておくべき程度の性能とも言えます。
<オプション>
年 式→2012
カタログ重量→216g(左右ペア)