購入価格 ¥1490
ロ・・・ローラブレーキなんてカテゴリなんか無かった・・・(´・ω・`)
シマノが誇る音鳴りの無く耐久性の高いリヤブレーキ。
ママチャリタイプはほとんどこれが付いている。
逆に、音鳴りのしやすいブレーキといえばバンドブレーキ、
中華ママチャリや子供車に付いている事が多いので、
そのへんの自転車を買う人は注意されたし。
バンドブレーキは音鳴りがすると調整ではほぼ治りきらず、
新品のバンドブレーキにするか音鳴りのしにくいサーボ(ドラム)ブレーキに交換という流れになるが、無駄ですよね。
他にもリヤはダイネックスブレーキやメタルリンクブレーキ等があるけど割愛。
ちなみにローラーブレーキは嵌合がスプラインという専用規格なので、
ねじ込み嵌合のバンドブレーキから変更することはできません。
電動アシスト車となるとこれの上位モデルの放熱フィン付(パッと見はこれの外周に一回り大きいアルミの円盤が付いてるBR-IM31-RF)が付いていたりする。
更に上位モデルが存在しローラー・ドラムが大きい物、大きな放熱フィンを持つものなどキリがないが、
羨望の最上位モデルBR-IM81ハイパーローラーブレーキ(150mmフィン)
ともなるとなぜか常時品切れ入荷待ちで価格も1万円とかであるw
放熱性の悪さが弱点(とはいえ、通常使用では放熱能力のキャパなどそうそう越えないし、ゆっくり坂を下れば良いだけのこと)の為、
専用のローラーグリスは高温になると早く飛んでしまい、パァーパァー異音が鳴るようになる、
しかしすぐにローラーグリスを補充してやれば、まず寿命が来ることは無さそうな部品。
前輪のブレーキシューを何回交換してもリヤはローラグリス数回継ぎ足しただけで済むだろう。
おそらくその店舗で購入した自転車屋に前輪のブレーキシューの交換を依頼した場合、
ローラーグリスもちょっと補充しておいてくれそうな気がする。
ローラーブレーキの構造は6つのローラーを押し広げてドラムに押し付ける、
内部はローラーグリスで全てベタベタになっているという特別なものなので、
変なグリスを入れると本来の制動力を発揮しないと思う。
ローラーグリスは高いが、ウレアグリスなどで代用するのはやめたほうが良いと思う。
分解できるけど取説では分解するなと書いてある。
なぜなら、「難しくて本来の性能を発揮するように元に戻せなくなる可能性があるから」
裏カバーをツメを折らないように開けて、
掛けてあるスプリングの掛け方を写真に取るなどして覚えておき、
表カバーをはずす時もツメをおらない変形させない変な力を加えて歪めない、
シューをセットする向きを間違えない、そこはグリス塗るななどの注意点がある。
分解してみると、よくこんなものを発明したな・・・ママチャリもバカに出来ないな…
世界のシマノが誇る技術力の片鱗を味わったぜ・・・
と思えるのがこのパーツである。
最近は前輪にもローラーブレーキを採用している自転車があり、
それだとブレーキの音鳴りから完全に開放されるようだ。
取説
http://techdocs.shimano.com/media/techdocs/content/cycle/SI/Nexus/InternalHub/SG-3S40_3R55/3S40K-SG-3S40_3R40_45_55_v1_m56577569830605844.pdf価格評価→★★★★★
評 価→★★★★★