購入価格: ¥150 (税込)
『有名人も訪れるたいやきの老舗。ほぼ新宿通沿いにあって自転車でも訪問しやすい。行列が少なければおみやげにおすすめ』
四谷に店を構える”わかば”は、昭和麻布十番の”浪花屋総本店”、人形町の”柳谷”と並び、東京のたいやき御三家と呼ばれる。有名人も訪れるたいやきの名店で、おみやげにかなりの個数を買う人をよく見かける。たいやきは店の中で食べることもでき、無料のお茶と一緒に楽しめる。たいやきの他に、みたらし団子やお持ち帰り用の餡も売っている。
今までは電車で来店していたが、自転車に乗るようになってからはおみやげに買うようになった。わかばは新宿通り(国道20号)を新宿御苑に向かって進み、四谷駅前交差点を通過して左に曲がってすぐのところにあるので、自転車でもアクセスしやすい。靖国通り(都道302号)から行く場合は、外堀通り(都道405号)に抜けると四谷駅に出る。
焼きたてのたいやきは皮がパリッとしていて香ばしいが、皮はそれほど硬くなくもっちり感も少し残っている。餡は小豆の香りが少ないが、砂糖の甘みが強く、塩気が効いているのが特徴的だ。餡は中にたっぷり入っていてボリュームがあり、1個食べれば十分満足できる。餡は1個でも満足できるように、甘みを強くしているのかもしれない。
持ち帰って食べる場合は、店頭に置いてある紙をもらっておいた方が良い。この紙にはたいやきの温め方が書いてある。電子レンジで温めてからオーブンで焼くと、香ばしくて美味しく食べられる。もちろん冷えてからでも美味しく食べられるが、冷えたときの方が砂糖の甘みを強く感じる。面倒でも温めて食べるのがおすすめ。帰宅後すぐにたいやきを温めて食べると、たいやきの美味しさと甘さが心身をリフレッシュしてくれる。
焼いてすぐのものを購入できるので、メッセンジャーバッグに入れると背中が熱くなる。たいやきを買う予定があるなら、バッグの中で背中とたいやきの間にタオルを入れた方が良い。また、紙袋に入れてもらうと、紙が湿気で溶けてがたいやきにくっついてしまうことがある。箱に入れてもらった方がスムーズに持ち帰れる(要箱代)。
わかばは自転車で立ち寄りやすい位置にはあるが、並んでいる人が多いときには駐輪しにくい。邪魔にならないように店の脇に自転車を置かせてもらうのが良いかもしれない。並んでいる人が少なくても、前の人がひとりで何十個も注文し、長く待たされることもある。私が購入するのは、並んでいる人が少ないことを確認できたときだ。
以前から電車で何度も来たお店だが、自転車で来ると今までとは違った喜びがある。新宿周辺に来たときのおみやげにおすすめの店だ。尚、わかばも日曜日が定休日なので注意。
四谷見附名代 たいやき わかば
価格評価→★★★★★ (諸事情で値上げしたがそれでも安い。味とボリュームは値段以上に納得)
評 価→★★★★☆ (タイミングによっては行列ができていて購入しづらい。味は最高)