購入価格: ¥1,770〜3,360 (税込)
『前後に色の異なるカラータイヤを取り付けて愛車を個性的にする』
■前後に異なる色のカラータイヤを装着
カラータイヤは各メーカーから様々な販売されていて、フレームの色や好みに合わせて色を選ぶことができる。私のクロスバイクやシングルスピードも見た目を重視してカラータイヤを装着しているが、マルチカラーのフレームに合うように前後色違いのタイヤを取り付けている。
右: GIANT SEEK R3にはMAXXIS DETONATOR FOLDABLEを装着
左: GIANT FIXER RにはPanaracer Category S2を装着
■フォトレタッチソフトで色を検討
どんな色のタイヤを組み合わせるかは、フォトレタッチソフトを使うとイメージしやすい。フォトレタッチソフトを使えば、実際にタイヤを取り付けたら想像と違ったということを防ぐことができる。
黒いタイヤを装着した自分の自転車の画像に、好みの色の円を重ね合わせてちょっと加工するだけでタイヤの色を検討できる。これは割と簡単にできる作業だ。現在はPixelmatorというソフトを使っているが、GIMP等のフリーソフトでも可能だ。色の付いた円を描いてイメージするだけなら、Macのプレビューでもできる。
GIMPで色付きの円を描いてイメージした。慣れていない人でも比較的簡単にできる加工だ。
■デメリットはタイヤのローテーションがしにくいこと
高性能なタイヤは黒いタイヤの方が多いし、タイヤの色によっては選択できるメーカーが少ないこともある。カラータイヤは見た目以外のメリットは少ない。更に前後を色違いのタイヤにすると、前後のタイヤを入れ替えて使う(ローテーションする)ことができない。
ローテーション自体はできるが、前後を取り替えると色のバランスやイメージが崩れてしまうだろう。そもそも見た目のこだわりがあって前後を色違いにしているのだから、イメージと違うタイヤの色の組み合わせにはしたくない。
とはいえ、前輪のタイヤに対して後輪のタイヤの方が早く摩耗するので、前後のタイヤを一度に交換するときには、前輪はちょっともったいないような気もする。
私の自転車のように、前輪に薄い色、後輪に濃い色のタイヤを装着している場合、入れ替えると違和感が出る。
※画像はPixelmatorで加工したもの。
■自転車の見た目を個性的にする方法のひとつ
前後に色の異なるカラータイヤを装着するか価値があるかどうかは、デメリットをどの程度許容できるかにもよる。前後同じ色のカラータイヤはよく見かけるが、タイヤのローテーションをしにくいからか、前後異なる色のタイヤを履いた自転車はほとんど見かけない。
逆にあまり見かけない組み合わせだからこそ、自分の自転車を個性的にすることができる。私は自転車の見た目も重視しているので、前後色違いのタイヤはかなり満足感が高い。
自転車から降りたときや出かけた先で記念写真を撮るとき、自分の部屋で保管しているときでさえ、見た目を楽しむのに貢献してくれる。積極的にオススメするわけではないが、見た目重視で個性を出す方法のひとつだと思う。
価格評価→★★★★☆ (タイヤを前後色違いにしても値段は同じだが、ローテーションはできない)
評 価→★★★★☆ (見た目を重視するなら、前後色違いのタイヤは自転車を個性的にするひとつの方法)