購入価格: ¥300 (税込)
『水や梅干と一緒に採って熱中症対策』
私は以前、真夏にグラウンドで練習していて熱中症になったことがある。それ以来、真夏の運動時には梅干しを持っていくようになった。自転車に乗るようになってからは、カバヤの塩チャージタブレッツや塩飴を持っていくことがほとんどだが、切らしているときは今でも梅干しを持っていくこともある。
水や麦茶0.5〜1リットルに対し、梅干し1個で0.1〜0.2%の塩分を摂取できることになるらしい。私は梅干を1個につき、ボトルを1本くらい飲んでいた。実は適当に飲んでいたのだが、大体合っていたようだ。そのとき家にある梅干により塩分濃度の違いはあるが、ずっと水や麦茶と一緒に採って快適に運動できるようになったので、熱中症予防の効果が得られたのではないかと思う。
梅干のクエン酸にはあまり大きな期待をしていない。八田秀雄氏の乳酸に関する書籍を読むと、クエン酸に疲労回復やエネルギー産生を助けるといった効果はほぼ得られないとある。クエン酸サプリメントを採った時も効果を感じなかったが、梅干程度のクエン酸の量ならなおさら影響はないだろうと思う。
また、食事のときに梅干を食べるとご飯が進む。長時間の運動に備えてエネルギー源であるご飯をたくさん食べる助けになる。食事で普通に摂取できるクエン酸、乳酸、アミノ酸等はグリコーゲンの再合成を促進するので、この意味では疲労の回復に少々貢献してくれる。
つまり、クエン酸に大きな期待はできないが、熱中症対策には効果が高く、エネルギー源であるご飯が進むのに役に立つ。普段から食べている梅干だが、きっと今年の夏も活躍してくれるだろう。
夏はビニールに入れて持ち運んでいる。
価格評価→★★★★☆ (いろいろな値段の梅干がある)
評 価→★★★★★ (水や麦茶と一緒に採って熱中症の予防。ご飯が進みやすい)