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自作 トップチューブパッド


 
LZPT2IB  2014-4-11 20:36
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自作 トップチューブパッド

購入価格: ¥700 (税込)

『トップチューブパッドのリメイクや自作で愛車に個性を出す』



■手に入れたトップチューブパッドが大きすぎた
私のGIANT FIXER Rにはトップチューブパッドを巻き、キズからトップチューブを守るようにしている。このトップチューブパッドは、GIANTの2010年モデルBOWERY FMXに付属しているもので、FIXERの納車と同時期にサイクリーで手に入れた。創業当時のGIANTのロゴがFIXERに似合うと思って購入した。

BOWERY FMXは、トップチューブに発砲スチロールの筒を被せ、合皮のトップチューブパッドを巻く仕様だ。このままではFIXERには大きいと思ったので、発泡スチロールの筒は取り付けず、合皮の部分のみをFIXERに合わせて加工することにした。

 
GIANT BOWERY FMXのトップチューブパッド。前後に長過ぎるだけでなく、発泡スチロールの筒のせいで太く見える。





■トップチューブパッドのリメイクの手順
BOWERYのトップチューブパッドは、トップチューブの前後方向にトップチューブの1/3くらいに切り詰める。発泡スチロールの筒を取り付けない分、トップチューブの円周方向にも現物合わせで短く切る。円周方向に短くなったことの伴い、真上から見てGIANTのロゴが真ん中に来るようにベルクロの位置も変更する必要がある。手順は以下の通り。


①トップチューブパッドからベルクロを取り外す。
 
赤線の縫い目から糸を解く。リッパーがあれば糸を解きやすい。


②トップチューブに合わせて、トップチューブパッドの生地を裁断する。

トップチューブの長さの1/3くらいにした。赤い部分とBOWERYのロゴのある部分を切り取った。


③トップチューブの前後方向を折り返してミシンで縫う。
  
トップチューブの前後は生地の断面が目立つので、折り返してミシンで縫い付ける。
前方は元々縫われていたが作業しやすくするため、リッパーで糸を解いて縫い直してある。


④生地にベルクロを縫い付ける。

ベルクロの取り付けを左右逆にしてしまったが使用上の問題はない。


完成したトップチューブパッド




■自作する方法もほとんど同じ
このトップチューブパッドは自作というかリメイクだが、ユザワヤ等で好きな生地とベルクロを購入すれば、オリジナルのトップチューブパッドが作れる。工程は前述の方法から①を省いただけだ。使う生地は合皮がおすすめ。合皮は汚れが付きにくく落としやすい。

凝ったデザインにしたり複数の色の生地を組み合わせたりすると大変になると思うが、1枚の生地から作るシンプルなものなら簡単だ。私のトップチューブパッドも作りが単純だからリメイクできた。自転車に個性を出すために、リメイクやオリジナルで作ったトップチューブパッドはおすすめだ。

 
このトップチューブパッドを2年くらい使っている。



価格評価→★★★★★ (新品の既製品をリメイクすると高くなるが、ユザワヤで生地とベルクロを手に入れれば安く済むはず)
評  価→★★★★★ (自転車が個性的になる。シンプルな作りだが視覚効果は高い。作り方にもよるが、おそらく自作の方が簡単)
 
LZPT2IB  2015-10-14 20:51
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自作 トップチューブパッド

購入価格: ¥700くらい

『薄手の合皮を使って、一からトップチューブパッドを自作する』



■ 紛失したので新たに自作
私はGIANT FIXER Rというシングルスピードに、GIANT BOWERY FMXのトップチューブパッドをリメイクしたものを取り付けていた。とても気に入っていたのだが、ある日どこかに落としてしまった。駐輪の際に取り外してバッグに入れておいたはずなのだが、このことが裏目に出てしまった。

紛失の悲しみを乗り越え、私は新しいトップチューブパッドを作ることにした。前回の投稿は自作というよりもリメイクだったが、今回は正真正銘の自作したトップチューブパッドだ。


新たに自作したトップチューブパッド





■ 前回とは違う方法を取り入れて作製
自作といっても大層なものではなく、生地にベルクロをミシンで縫いつけただけのお手軽なものだ。それだけでは面白くないので、今回は細かい部分で前回と違う方法も取り入れた。詳細は以下の通りだ。


【素材】
生地はフィジークのサドルやバーテープに使われるマイクロテックスに似た質感の薄手の合皮を使った。この生地はユザワヤで手に入れた。


マイクロテックスの質感に似た合皮


【前後方向の長さ】
最初はトップチューブの全長の1/3位の長さで作ってみたのだが、白一色でロゴも入っていないデザインのせいで、自転車がのっぺりした印象になってしまった。だから、さりげなさが感じられる程度に短く作り直した。


【円周方向の長さ】
現物合わせで決めた。ただし、ベルクロの厚みを考慮する必要があるので、ベルクロを挟みながら生地を巻いて長さを決めた。


【端の処理】
これでもメリハリのなさを感じたので、トップチューブの端に15mm幅の合皮を貼り付けて立体感を出した。前回は端を折り返して縫い付けたが、今回は試しに「コニシ 速乾G17」という接着剤で貼り合わせてみた。剥がれてきたら上からミシンがけして補強しようと思ったのだが、今のところ問題ないようだ。

 
端に合皮を貼り付けて立体感を出した (左)
貼り付けに使ったコニシ 速乾G17。しっかり圧着する必要がある (右)


【緩衝材】
前回のトップチューブパッドでは、巻いた時に太くならないように緩衝材を使わなかった。今回は1mm厚のエラストマーのシートを緩衝材に使用。ゴム板はニオイが気になるので使わなかった。この厚みでは衝撃を緩和する効果はあまり期待できないが、ないよりはマシだろう。見た目には、太くなりすぎないようにしつつ、立体感を強調できたと思う。


内側のくぼみにエラストマーのシートを入れる


【ベルクロの色】
黒ではなく白を選ぶべきだった。黒では貼り合わせた状態でもベルクロの色が目立ってしまう。カラーバリエーションが豊富なベルクロだったのに、何故か黒を選んでしまった。もうちょっとよく考えればよかったと思う。


黒ではなく白いベルクロにすべきだった





■ お気に入りのトップチューブパッド
今回作ったトップチューブパッドは短いので、柱に立てかけて駐輪したときに、トップチューブパッドの位置をずらす必要がある。実際には壁に立てかけて駐輪することがほとんどで、このトップチューブパッドを使う機会は少なく、ほとんど飾りになっている。それでも、自転車のカラーコーティネートとしては満足感が高い。自作なので雑な部分もあるが、自作の楽しさを経験できたし、愛着のあるトップチューブパッドになったと思う。


自作したトップチューブパッドを取り付けたGIANT FIXER R



価格評価→★★★★☆ (市販品の1/3〜1/2くらいでできた)
評  価→★★★★★ (自作の楽しさと満足感)
<オプション>
年    式→ ー
重    量→18.5g
 
LZPT2IB  2015-11-22 22:59
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自作 トップチューブパッド

購入価格: ¥200 (税込) ※エナメル生地を10cm分購入
標準価格: ¥300 (税込) ※ベルクロを別途買った場合は100円追加

『ロードバイクと一体感が出るトップチューブパッドを自作する』



■ 塗装? それとも、スコッチカル?
以下の画像を見ていただきたい。これは私のロードバイク「GIANT DEFY1 DISC」のトップチューブだ。真ん中の黒い帯は塗装ではなく、私がよく用いる3Mのスコッチカル(いわゆるカッティングシート)を貼ったわけでもない。実はコレ、私が自作したトップチューブパッドだ。このようにフレームと一体化するようなトップチューブパッドをどうやって作ったのか。それをこれから紹介したい。

 
トップチューブの黒い帯は、実は”トップチューブパッド”





■ トップチューブの形状、塗装から生地を考える
DEFY1 DISCを立てかけるときは、デュアルコントロールレバーのブラケットとサドルの2点で支持することが多いが、場合によってはトップチューブの真ん中でも支えることがある。その際にフレームをキズから保護するため、トップチューブパッドが必要だと思っていた。

だが、DEFY1 DISCのアルミフレームはフルードフォーミングで成形され、扁平したトップチューブ形状になっている。以前、投稿したような合皮製のトップチューブパッドは、丸断面のフレームにはよく似合うが、最新のロードバイクのデザインにはマッチしないと思った。さらに、厚手で光沢感のない生地では、トップチューブがすっきり見えない。これらの問題を解決するためには、生地の選択が重要になる。

 
シングルスピード”GIANT FIXER R”のトップチューブパッドは合皮で作った (左)
クロスバイク”GIANT SEEK R3”には既製品を装着。敢えてトップチューブが太く見えるようにしている (右)





■ 光沢感が特長の”エナメル生地”で作る
今回は、フレームの塗装に質感が近い「エナメル生地」でトップチューブパッドを作ることにした。ユザワヤには様々なエナメル生地が売られており、厚みもカラーバリエーションも豊富にある。私が選んだ生地は厚さが1mmにも満たないものだが、これでも売られていた生地の中では厚手のほうだ。薄手のエナメル生地よりも伸びにくく、破れにくそうな感じがしたので、素材には最適だと考えた。

生地の幅や長さは現物合わせで決定。あとはナイロンの糸でベルクロをミシンで縫い付ければ、トップチューブパッドは完成だ。今回はあまりきれいに縫えなかったが出来は上々だ。作成時間はほんの数分。ユザワヤで生地を裁断・会計してもらうのに並んだ時間のほうがはるかに長い。このトップチューブパッドなら、手縫いでもそれほど時間はかからないはずだ。

  
エナメル生地を幅5cmくらいに裁断 (左)、前回自作したトップチューブパッドに用いて余ったベルクロ (中央)
完成したトップチューブパッド (右)





■ 見た目だけでなく、実用性も高い
エナメル生地で作ったトップチューブパッドは、DEFY1 DISCの塗装と一体感を出すことができ、ワンポイントアクセントにもなった。シワがよらないように、しっかり引っ張りながら取り付ければ、厚みはほとんど目立たない。ベルクロ同士を張り合わせた面は、自転車の進行方向に向かって左側にしておけば、写真を撮る際にも目立つに済む。

もちろん、トップチューブパッドの本来の役割もしっかり果たしてくれる。柱などに立てかける際には、トップチューブをキズから守り、エナメル生地が柱から滑るのを防ぐ。ベルクロを剥がせば、ある程度前後の取り付け位置を変えることはできるが、ヘッドチューブ付近の厚みのある部分には対応していない。この部分に対応させると、トップチューブの中央に取り付けた際に生地が余ってしまうからだ。

今後はエナメル生地の衣類やバッグと同等の耐久性・耐候性の高さを期待したいところだ。もし何かあっても作り直すのは簡単だし、何度も作り直せるほど生地は余っているので大丈夫だ。

 
エナメル生地を用いたことにより、フレームの塗装と一体感を出すことができた (左)
エナメル生地がキズ防止だけでなく、滑り止めの役割にもなる (右)





■ 作りが簡単でも、生地次第で高い質感にできる
今回のトップチューブパッドは、簡単な作りにもかかわらず、かなり高い満足感を得ることができた。こんなにもフレームと一体感を出せたのは、エナメル生地があったからこそ。今回は生地が全てといってもいい。また、エナメル生地は、カラーバリエーションが豊富なので、光沢仕上げの様々なロードバイクに合わせることができるはずだ。

自作のトップチューブパッドは、ワンポイントアクセントにも、トップチューブの保護にも最適。簡単な作りでも、生地次第で高い質感が出すことは可能だ。トップチューブパッドの自作は、愛車をさらに愛着のある一台にするための工作としてオススメしたい。


今回作ったトップチューブパッドは、簡単な割りに満足感が高い



価格評価→★★★★★ (生地とベルクロを買っても300円で済む)
評  価→★★★★★ (簡単な割りに満足感が高い)
💓 自作 トップチューブパッド を購入する : Amazon, Rakuten





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