購入価格: ¥9,800くらい ※販売開始直後の価格
標準価格: オープン価格 ※現在の実売価格は¥6,500前後
『ローラー台の音がそれほど小さくなるわけではない。ないよりはマシかもしれないという程度』
■audio-technicaのノイズキャンセリングヘッドホン
audio-technica ATH-ANC1は、ポータブルタイプのノイズキャンセリングヘッドホンだ。軽量で着圧が低く、長時間の装着に寄るストレスを感じさせない。折りたたみが可能で持ち運びし易いのが便利だ。音質重視の設計だけあって、iPhone純正のイヤホンよりずっときれいに聞こえる。
ノイズキャンセリング機能は周りの雑音を消すのには十分。電車の中でも、車輪がレールを乗り越えるコトンコトンという音以外はとても小さくなる。サーッという音も非常に小さい。audio-tehcnicaのノイズキャンセリングヘッドホン ATH-ANC3と比べると遮音性に劣り、音漏れしやすく、外部の音が聞こえやすい。
audio-technica ATH-ANC1
■ローラー台の音はそれほど小さくならない
さて、私はローラー台でトレーニングする時にこのヘッドホンで音楽を聴いている。ローラー台の音にそれほどストレスを感じているわけではないのだが、より快適にトレーニングできることを期待して、クロスバイクに乗る前から愛用しているこのヘッドホンを付けてトレーニングしてみた。
だが、ノイズキャンセリング機能をオンにしてもローラー台からの音はあまり小さくならない。ローラー台の音がこもった感じになってわずかに小さくなる感じだ。これはローラー台から自分自身の距離が近いから仕方がないかもしれない。それでもノイズキャンセリング機能をオフにするとローラー台の音がちょっと大きくなるので、決して効いていないというわけではない。
TACXのローラー台Booster。静粛性は高い方らしい。
■大きな効果は期待できないが、持っていれば使うのも悪くない
このヘッドホンは普段使いには快適だが、ローラー台の音を小さくすることはそれほど期待できず、ないよりはマシといった程度だ。BOSEのような高級、高性能なノイズキャンセリングヘッドホンは分からないが、ATH-ANC1、ANC3のようなヘッドホンをローラー台にも使うからという理由で手に入れる必要はないと思う。
ハンドル(NITTO B125)にスペースがなく、トップチューブバッグにiPhoneを入れている。
価格評価→★★★☆☆ (現在はかなり安くなった)
評 価→★★★☆☆ (ローラー台でのトレーニングではほぼ普通のヘッドホン)
<オプション>
年 式→2009年
カタログ重量→100g