Shimano Zee SL-M640
購入価格 ¥2500ぐらい
MTB用コンポの中でも下り系向きのZeeのシフター。基本的に前の変速は付けないためリアのみの設定となる。安いので、ZeeのRDもセットで購入した。
基本スペックは概ねSLXと同等と考えて良いだろう。使った感じからしてSLXぐらいといった印象で、プラスチック丸出しだったりレバーの遊びが大きかったりと値段なりの印象。SLXとの違いはメインレバーに滑り止めの窪みが追加されている点、色がZeeはZeeカラーで統一されている点の2つぐらい。レバーの長さは下位モデルと同じく標準通りでマルチリリースは付いていない。
使用感は普通のシフターといった感じで、高級感は全く無いものの作動は問題なし。特に不具合・不満もなく使っていたのだが、購入して1年半程度でメインレバーが内部から緩んでしまい、ワイヤーの巻き取りができなくなった。恐らく内部の不良が原因だろうが、フリーライド用コンポを謳うにしては少々信頼性が低いような気がする。
結局、壊れたタイミングでM820(Saint)に変更した。価格は非常に手頃なので、チープさが気にならない人には向いていると思うのだが、常に手が触れる場所であり、感触も上位モデルには劣るため、RDはZeeでもシフターはSaintにしておいた方が満足度は高くなるように思う。
価格評価→★★★★★(コスパは非常に高い) 評 価→★★★☆☆(チープな感触・質感が欠点。耐久性はサンプル1なので不明)
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